森本 直人
モリモト ナオトリスク分散での外貨運用商品について。
マネー お金と資産の運用 2013/02/11 19:23はじめまして。
現在、資産運用を始めたいと思い、いくつかセミナーに参加し
自分なりに勉強を始めました。
無料のセミナーや資産運用セミナーなどに参加しましたが、
上手く整理できなくなりましたのでご相談お願いします。
銀行分散や、保険(終身などの貯蓄保険)では、インフレや円安のメリットが
受けれない。また、今後の老後の資金運用の為にも金利がよい、外貨資産を持ちたいと思っています。
その中で、外貨を利用した保険での運用があると聞きました。
複利のメリットが得られること、得られる金利(保証されている利回り)が高いとのことでした。
ただ、保険で貯蓄、外貨などの不安もあります。積立額は外貨ベースでは上回りますが、為替を気にするデメリットもあります。
ただ、5年以上の運用で50万円までは非課税メリットもあるようです。
現在すすめれれているのは、支払いは外貨ベースで固定(払込は円)、60歳で年金にできる(20年確定)、受取は都度通貨が選べるそうです。
途中で払込済み保険にもできるので、支払いが難しくなったら、払い済みにし60歳まで待つこともできるそうです。
できれば保険ではなく、複利運用ができる外貨資産を持ちたいのですが、やはり保険での運用しかないのでしょうか?
大きな資金はないので、コツコツと積み立てていきたいと思っています。
宜しくお願いします。
momonga36さん ( 神奈川県 / 女性 / 36歳 )
色々な商品を比較検討してみては。
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momonga36様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
ご質問の件、最近は、極端な円安も懸念されているため、外貨にも分散させるアイデアはわるくはないと思います。
運用商品については、もちろん、外貨建て保険だけではありません。
他にも、外国債券を直接買う、外貨FXを活用する、外国債券などで運用される投資信託を買う、外貨預金や外貨MMFに預けるなど、色々あります。
それぞれ、メリット、デメリットがありますので、同じテーブルに並べて、比較検討されるとよいと思います。
一方的に、外貨建て保険のメリットだけ、伝えられているようですが、主なデメリットは、一定の期間内は、解約すると、外貨ベースで大幅に元本割れをしてしまうことでしょう。
コストが高いことも、その要因です。
この場合、例えば、解約しにくい期間内に、お金を動かしたくなると、問題が出てきます。
ただし、コストが高い分、死亡保障や高度障害保障が付くので、ほぼその期間に解約する可能性がなく、保障も必要であれば、ひとつの選択となり得るかもしれません。
いずれにしても、いろいろな運用商品を知ってから決めた方がよいのではないでしょうか。
それに、ライフプランに合った選択かどうかも非常に重要です。
ちなみに、最近は、個人で活動しているファイナンシャル・プランナーが、有料でご相談を受けるケースも増えています。
有料FP相談を謳いながら特定の金融商品のみお勧めするケースは、通常はない(FP協会の倫理規程違反になる)ので、一度本格的なFP相談を体験してみるのも良いと思います。