森本 直人
モリモト ナオト収入減少するのに新築マンション購入していいのか
マネー 住宅資金・住宅ローン 2012/09/28 22:47会社の経費削減の為、主の年収が減少します。
収入減少の為、新築マンションをこのまま購入していいのか悩んでおります。
4900万のマンションを契約金500万支払い済みです。
現状は、正式ローン審査は通っており、登記費用等(200万)を
振込みすれば、再来月、引渡しとなる状態です。
契約金を手放して解約は可能な状態ですが
時間がありません。
マンション購入で経済的に生活困難になるなら、
解約も仕方ないと思っております。
解約して、賃貸に住みながら再度貯蓄し、
数年後、1千万安い中古マンション(条件は全体的に悪いのは当然仕方ない)を買うか
今、マンションをそのまま購入すべきなのか
それとも、賃貸でずっとやっていくべきなのでしょうか。
節約も、もちろんします。
アドバイスをお願いします。
ローンは変動金利0.8%。35年。ボーナス無ローンです。
主:3400万
妻:1000万
●年収
主36歳 会社員 700万円 → 500~550万円へ減少予定
妻36歳 会社員 230万円(幼児がいる為、時間短縮勤務中)出産前は330万あり
●全貯蓄
400万
●収支
月手取 (主)現在32万円+ →(減少)24万円?
(妻)13万円
計 45万円
月支出 住宅ローン開始すると (主)9.4万円+(妻)2.8万円
管理費修繕積立 3万円
駐車場 8千円
ガソリン 8千円
自動車税(12分割) 1千円
車検(12分割) 2.5千円
光熱費 1.8万円
電話 5千円
携帯電話 1.6万円
食費 5万円
保育園 5.6万円
医療保険 1.2万円
日用品 1.4万円
衣服 1万円
美容室 1.2千円
子 衣服費 1千円
計 38.8万円
その他1年に一度(飛行機帰省) 10万円
衣服費・医療費・美容院費は使わない月もあります。
車などのローン無
そろそろ第二子を希望。
現在は賃貸マンション駐車場込12万円
今後は養育費もかかるため不安。
学校は公立での予定。
koro1269さん ( 神奈川県 / 男性 / 35歳 )
マンション購入にあたっての考え方
- ( 4 .0)
koro1269様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談の件、真剣に悩まれていると思いますが、マンション購入で経済的に生活困難になるかどうかは、今後の世帯収入が安定するか、何歳まで働けるかに掛かっています。
余裕がなくなれば、節約などで対処しますが、その場合は、趣味、旅行など、ライフプラン上のいろいろなことを、あきらめることになる可能性はあります。
なお、個人的には、FPとして、住居費にお金を掛け過ぎないことを、おすすめしています。
というのも、少子高齢化の流れの中で、公的年金の問題が、必ず浮上してくるからです。
受取れる公的年金が減少する見通しになれば、リタイアしたい時期になっても、住宅ローンのために、働き続ける必要に迫られるかもしれません。
それに、日本の人口が減少していく中で、一部地域を除いて、地価は下落していくとみています。
人口が減少していくのに、新築マンションの供給は過剰なので、いずれ中古マンションの在庫が、あふれだすことにもなるでしょう。
在庫があふれだせば、理屈の上では、値崩れを起こします。
そこで中古マンションを買うなり、借りるなりする、というのが、生活の知恵です。
工夫しながら、快適に暮らす方法は、いくらでもあります。
住居費を抑えた上で、余裕資金は運用にまわします。
60代でリタイアを考える方には、リタイア時点で、3000万円以上の金融資産を持つことを、ひとつの目安にしていただきたいとアドバイスしています。
もちろん、上記はあくまで私見です。
最終的には、koro1269さんの思いを優先に判断してみてはいかがでしょうか。
以上、ご参考になれば幸いです。
評価・お礼
koro1269 さん
2012/09/29 20:24
早速、ご回答いただきありがとうございます。
人口減少による中古不動産の過剰供給という視点を
もっていなかったので、そのことも踏まえて
今後のプランを考えようと思います。
身の丈にあった生活を描こうと思います。
ありがとうございます
森本 直人
2012/10/01 17:20
koro1269様、評価・コメントありがとうございます。
今回の件は、500万円を手放すかどうか、なので、相当悩まれると思いますが、もし契約金を手放す決断をされた場合は、高額な授業料と割り切って考えた方がよいと思います。
ただ、いったん買ってから、本当に苦しくなってから売却という流れでも、似たような結果になる可能性はあります。
どちらの選択肢が有利かは、わかりませんが、後者の方が、同じ高額な授業料を払うにしても、経験値は増えますので、不動産取引に詳しい専門家にも、一度ご相談されてみてはいかがでしょうか。
有料のライフプラン相談を受けてからが前提になりますが、ご希望があれば、私の方で、信頼の取れる専門家をご紹介することも可能です。
なお、不動産取引の専門家の場合、売買の手数料が発生する方をお勧めすることになりがちなので、その部分は差し引いて、客観的な話の部分だけ、参考にするのがコツです。