森本 直人(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「積立貯蓄のハードルを少し高くしてみては。」 - 専門家プロファイル

森本 直人
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森本 直人

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( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
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家計診断お願い致します。

マネー 家計・ライフプラン 2010/09/24 14:47

はじめまして。家計診断お願い致します。

夫38歳、妻36歳です。
今年結婚しましたが、家計のやりくりがこれでいいのか、まだわかりません。
今後、出産、住宅の取得、老後など、いろいろとお金の面で不安がありますが、
残念ながら、現在の預貯金は少ないので、やっていけるのか、とても不安です。
(今現在は、共働きですが、出産後は、専業主婦になる予定です。)

どうぞよろしくお願いいたします。

夫給与 手取り26万 ボーナス年90万
妻給与 年間100万(パート)

家賃   7万5千円(駐車場込)
食費   2万円
光熱費  1万5千円
共済保険 1万5千円(二人で)
通信費  1万3千円(ネット、携帯含む)
こずかい 4万円(二人で 昼食代を含む)
貯金   6万5千円
医療費  6千円(月平均)
雑費   1万円(月平均)
レジャー 1万円(月平均)
NHK  2千円 

支出合計が毎月、若干赤字か、同じくらいかという感じです。
車は一台保有しています。
預貯金は、今現在150万ほどですが、パート収入は結婚後は
そのまま念のため、貯蓄してあります。

どうぞよろしくお願いいたします。

赤べえさん ( 茨城県 / 女性 / 36歳 )

森本 直人 専門家

森本 直人
ファイナンシャルプランナー

1 good

積立貯蓄のハードルを少し高くしてみては。

2010/09/24 18:23
( 5 .0)

赤べえ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。

ご相談の件、一般的な傾向として、今のような結婚後間もない共働きの時期が、家計の面では、一番楽なようです。

このあと、出産、育児というステップに進んでいくと、奥さんが仕事を辞めたり、育児休暇に入ったりして、急に家計が苦しくなることがあります。

実際、パート収入がなくなると、ボーナスのない月は赤字ですよね。

ですので、例えば、住宅ローンなどは、今を基準にして組まない方がよいのではないかと思います。

個人的なおすすめは、住宅の取得は、家族構成がほぼ固まった頃に検討することにし、今の時期は、積立貯蓄のハードルを少し高くしておくということです。

もし、価格変動を伴う資産運用について許容できる場合は、投資信託などでコツコツと積み立てていくのもひとつの方法です。

例えば、30年計画で毎月3万円ずつ積立投資をして、最終的に年5%の複利運用をしたのと同じ成果が得られたとしたら、30年後には、税金・手数料を考慮せず、約2497万円になります。

一方、年1%なら約1259万円。その差は、約1238万円です。

ただし、投資信託は、プロに任せておけば、右肩上がりでどんどん増えていくというものではなく、上がったり下がったりしますので、あくまで綿密な計画の中で利用する必要があります。

また、本気で年5%超の運用を目指すのであれば、中国やインドなどの成長力を上手に取り込む必要もあるでしょう。

以上、ひとつの考え方として、ご参考になれば幸いです。

評価・お礼

赤べえ さん

森本様、ありがとうございます。
家賃がもったいないと感じていたので、住宅の購入したい気持ちもありましたが、
やはりもう少し、貯金できてから検討したいと思います。
投資信託は、少し怖いイメージがあり、手を出したことがありませんが、独身時代に
少しだけ株を購入したことがありますので、投資信託や、株式などでお金を増やす
事も検討してみたいと思います。

森本 直人

赤べえ様、評価・コメントありがとうございます。
家賃がもったいない、という考えも確かにありますが、頭金が少ない状態だと、「ローンの支払利息+管理費・修繕費+固定資産税+建物の減価分」で、月あたりにならした実質的な負担は、結局、家賃とほとんど変わらなくなる場合もあります。

おまけに物件の災害リスクや価値下落リスク、金利変動リスクなどは、自ら負うことになりますし、もちろん予想外の収入源で返済不能に陥るリスクもあります。

頭金は、できれば物件価格の3割程度用意したいところですね。
金融資産による運用もよく研究してみてください。ご参考です。

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