大澤 眞知子(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)- Q&A回答「3つの具体的な勉強方法」 - 専門家プロファイル

大澤 眞知子
カナダにいらっしゃい!

大澤 眞知子

オオサワ マチコ
( カナダ留学・クリティカルシンキング専門家 )
Super World Club 代表
サービス:1件
Q&A:116件
コラム:1,646件
写真:1件
お気軽にお問い合わせください
※ご質問・相談はもちろん、見積もりや具体的な仕事依頼まで、お気軽にお問い合わせください。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

英語勉強方法

スキル・資格 英会話 2011/12/24 16:14

半導体材料メーカーの技術開発をしています。
ここ数年で会社のグローバル化が進み、英語力が必須になってきました。
英語力は全くと言っていいほどありません。(英検3級程度)
自分なりに考えて英語の勉強をしていますが、良い勉強方法がなかなか見つからず困っています。
自分のレベルでは一からのスタートだと思いますが、どのような方法がベストなのか
アドバイスしていただければと思います。
教材でもどのような物を活用したら良いかもアドバイスお願いします。
今、自分ではNHKラジオ英会話基礎英語2の音読とディクテーションをしています。

アドバイスよろしくお願いします。

kurisukeさん ( 埼玉県 / 男性 / 39歳 )

3つの具体的な勉強方法

2011/12/24 18:08

Very good question.

現在、または将来、どの分野で英語が必要ですか。

1.英語で材料に関する資料を読み、リサーチし、プレゼンする。
2.メールで取引先と英語でやりとりする。 
3.直接取引先と交渉する。
などなど。

もちろん全部の分野の能力を伸ばすのが一番ですが、現在の英検3級程度を考慮すると、分野別に、徐々に、脳を英語に適応させていくのがいいと思います。
それなら、ご自身も楽しめて勉強出来ると思います。

1.の場合

英語の初歩的論理、Deductive reasoningを英語で勉強することをお勧めします。
例えば: 
All humans are mortal.
I am a human.
Therefor, I am mortal.

大体2つ[約束事]があり、それに従い結論を出します。
何もないところに結論は存在しませんからね。

英語の基はまずこの思考経路で成り立っています。
資料を読むのも、リサーチをして結論を出すのも、プレゼンも、全部この論理を使うと英語を理解するのが簡単になります。

ウェブ検索で、Detuctive Reasoning と入れると、どっさり例文のあるサイトが並んで出て来ますので片っぱしから読んで挑戦してみて下さい。
英語もそれほど難しくないと思います。


2.の場合

正式な英語のエッセイ形式で自分の意見を書く勉強をして下さい。

主題のあと、明確が理由が2~3。 そしてその理由には具体的な実例を必ず挙げること。
こんな順序で簡潔明瞭な英語が書けるようになると、e-mailでのコミュニケーションがずいぶん効果的になると思います。

これもご自分のペースで勉強をする場合は、まずやはり Deductive Reasoningから入ると(主題ー理由ー実例)の経路が理解出来るようになると思います。

そのあと、またご質問下さい。
エッセイについてアドバイス致します。

3.の場合は、1,2向けの勉強をした後、自己主張が英語で出来る訓練が必要になりますね。

自分で何かの簡単な意見をやさしいレベルの英語で作ってみて:
The government should stop making a huge dam.
その理由を考えて:
その理由を自分で攻撃してみる練習です。
その攻撃をまた簡単な英語でやっつけることが出来たら、上出来!

世界中で英語を使う人たちと、うまく自己主張し合いながら、Positive-Sum (どっちも儲ける!)の交渉が出来るようになると思います。

Good luck with your adventure.

補足

Deductive Reasoning で生徒が面白がった例です。

All red items are blue.
All pink items are red.
Therefore .........

Therefore のあとは?

訂正: 上の答えの実例ですが、左手の中指がサボったようで、Therefore の e が抜けてます。 正しくは Therefore です。 Sorry!

プロフィール対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム写真