小谷田 仁(歯科医師)- コラム「受け口になっているのは、矯正で治る?」 - 専門家プロファイル

小谷田 仁
約30年の実績による舌側矯正と審美矯正。質の高い治療に努めます

小谷田 仁

コヤタ ヒトシ
( 東京都 / 歯科医師 )
医療法人社団審美会 青山審美会歯科矯正クリニック 
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受け口になっているのは、矯正で治る?

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歯列矯正・噛み合わせQA (症例、原因、費用) 受け口、しゃくれ、反対咬合、切端咬合(せったん咬合) 2012-11-02 00:03


【質問】

受け口になっているんですが、矯正で治りそうですか?


【回答】

大変お悩みの様ですね。

写真では、咬合状態がよく分かりませんので、分かる範囲でお答えします。

一般的に、矯正だけで反対咬合を治すためには、両側第一小臼歯(糸切り歯の後ろの歯)の抜歯が必要と思われます。

この場合、少なくとも下顎全体の矯正が必要で、下顎全体の矯正の基本料は50~55万円+装置料8~25万円となります。

またこれに検査料、調整料そして保定装置料など10万円程かかります。

また、上顎の矯正も同時に行う場合は、範囲によって20~50万円程の追加費用がかかります。

期間は全体矯正では歯を動かす期間が歯を抜く場合は2年です。また、保定期間は歯を動かした期間と同じだけかかります。


ただし、矯正治療では、受け口は治りますが、下顎の頤部の突出感に大きな改善は期待出来ません。

オトガイ部分が異常に出ているのであれば、一般的には頤部切除手術(Reduction chinplasty)を用いて顎先のみ切除する方法が適応されると思います。

この術式は、顎変形症の下顎本体の手術と同時に行わないと保険適応にはならないと思われます。

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