小谷田 仁(歯科医師)- コラム「乳歯の受け口」 - 専門家プロファイル

小谷田 仁
約30年の実績による舌側矯正と審美矯正。質の高い治療に努めます

小谷田 仁

コヤタ ヒトシ
( 東京都 / 歯科医師 )
医療法人社団審美会 青山審美会歯科矯正クリニック 
Q&A回答への評価:
4.6/67件
サービス:0件
Q&A:252件
コラム:1,135件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
03-3409-3849
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

乳歯の受け口

- good

歯列矯正・噛み合わせQA (症例、原因、費用) 受け口、しゃくれ、反対咬合、切端咬合(せったん咬合) 2014-05-26 11:35

【質問】
今、2歳4ヶ月の男の子です。
反対咬合と1歳半健診で言われて今の状態が写真の通りです。
まだ、最後の乳歯がはえていないのですが今の写真をみる限り自然に治る可能性は少ないですか?
素人の私がみると下の前歯が唇側に傾斜しているので反対咬合になっているのかなって思うのですが…


【回答】
自然に治る可能性はあります。
アメリカ矯正学会は、あなたのお子さんが7~8歳になったら矯正専門医に、矯正の相談をしてくださいと宣伝しています。
これは、基本的に前歯4本が出てから、予防的矯正が一般的に開始されること。
および、矯正治療を受けるためには、治療を受ける本人の矯正にたいする最低限の理解と自覚が必要であり、あまり早期に矯正を開始すると子供に精神的なストレスを与えることになるので、7~8歳ぐらいになれば矯正する意味が本人にも分かる様になるということでしょう。
また、子供の矯正治療で早めに、7~8歳で治療した方がよいケースとは、出っ歯や受け口の様に上顎と下顎の前後的な成長のズレがあるケースになります。
いずれにしても、必ず受け口は治すことが出来ますから、大人の前歯が出るまで、伸び伸びと息子さんを育てて下さい。そして、7~8歳になったら、矯正歯科専門医に相談して下さい。
そして、親が心配するあまり、無用な心理的ストレスをお子さんに与えないようにした方が良いでしょう。


プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスQ&Aコラム