北側道路、南側ひな壇の土地
住宅・不動産 住宅設計・構造 2013/06/14 18:00現在、以下のような35坪ほどの土地購入を検討しているのですが、どうも日当たりが気になります。
(方角、高さはおよそです)
・北東側道路で間口7.5M、奥行12Mで、道路とは1.2Mの段差
・真後ろの南西側1.4M上、斜め後ろの南側1Mのひな壇に二階建て住宅が立つ予定(現在は更地)
・西側も1.4M上にある空き地だが、将来的には建物が建つ可能性あり
・北西、南東側の同じ高さの両隣は、既に二階建て住宅が建ち、境界から約0.5Mほどしか離れていない
・第一種低層地域
このように、南側の少し高い位置に住宅が建つこと、四方を家に囲まれるため、日当たりが望めないのですが、建築の工夫次第で日は入るものでしょうか。
立地、価格とも条件を満たしており、気になるのは日あたりのみです。
なお、リビングは1階が希望で、ふたり暮らしなので部屋数は必要ありません。
よろしくお願いします。
gongon2013さん ( 神奈川県 / 女性 / 29歳 )
北側道路、南側ひな壇の土地
- ( 4 .0)
横浜駅近くで開業してる設計事務所です。
都市部ではどうしても周囲が建て込んでしまう事が多いです。さらに神奈川は山が多いのでひな壇敷地も珍しくありません。
こういう時にはどうしても眺望や日当たりが悪くなってしまいます。オススメは2階リビングなのですが、1階リビングに拘る方も多いです。
そういう場合は、吹き抜けのある間取りが良いです。吹き抜けがある事によって、光や風が抜ける他に開放感があふれる家になります。
きちんとした断熱(等級4)にしておけば、昔の家のように寒いという事もありません。
今の住宅は吹き抜けや玄関を問わず、どこにいても温度差がないヒートショックのない家が目指されるべきものです。それだからといって、それほど建築費が変わるものではありません。
参考の写真を載せておきます。1枚目は吹き抜けに階段も配置して、開放的かつ合理的なプランにしています。2階は吹き抜けを中心にして廊下があり、各部屋と水回りが配置されたプライベートエリアになっています。
2枚目は3方をぎっちり囲われた敷地です。2階リビングでも南隣が接近していると開放感を得られにくいものです。これは2階にインナーバルコニーを配して、掃き出しサッシつけたリビングを2階に置くことで開放感と光を充分に感じるようにしました。
こうした家の造りをパッシブ・デザインと言います。
パッシブデザインに関して詳しい情報をお知りになりたければご連絡下さい。
評価・お礼
gongon2013 さん
2013/06/15 14:01
南側の土地の方が一段高い位置にあるため、日あたりは望めないだろうと思いましたが、吹き抜けを作ることで日当たりが解消されるのでしたら、とても魅力的な土地になりそうです。
インナーバルコニーも素敵ですね、リビングを二階にする事にためらいがなければ、ぜひ採用したいところです。
ご回答ありがとうございました。