断熱材について
住宅・不動産 新築工事・施工 2011/11/15 14:00現在、木造3階建ての建築が着工しました。(大阪市内)
建て延べ114平米です。
断熱材はロックウールの40k5ミリが標準です。
床はフォームスチレン25ミリです。
外壁はパワーボードです。
断熱材的には足りていますか?
寒くて暑い家になりそうなのでしょうか?
2階に天窓がつくので(南側に1300 800が2個)暑くて寒くなりそうなので
断熱材を変更しようか迷っています。
ちなみに南側には違うおうち(3階建)があります。
フォームライトなら家全体で70万近くするそうです。
高いかなと思うのですがこの位するものでしょうか?
セルローズファイバーも高いのでしょうか?
なるべく安くでいい断熱材をと考えております。
壁には何ミリ 天井には何ミリなど詳しく教えていただければ幸いです。
アドバイスよろしくお願いいたします。
yumakimakiさん ( 大阪府 / 女性 / 34歳 )
断熱基準
横浜の設計事務所です。
断熱材の設計をする時には、以下の手順で考えます。
1 省エネ等級をどれにするか?
旧省エネ基準 ≒ 等級2
新省エネ基準 ≒ 等級3
次世代省エネ基準 ≒ 等級4
こんな感じのランク分けになります。下にいくほど断熱性能は良くなります。
どの程度体感して違うかは調べてみてください。私は常に等級4で設計します。
2 建築する地域はどこか
地域によって、I~Vまで分かれます。大阪はIV地域です。
3 断熱材の種類とそれに対応する厚みを選択する。(家の部位によっても違う)
断熱材の種類によって、厚みや施工方法の注意点が変わります。施工方法を誤ると
躯体内結露の原因となります。
例えば、等級4の早見表はこれを見てください。IV地域の場合の断熱材ごとの厚みがこれで
わかります。(部位によって厚みも違う)
http://www.flat35.com/files/100010596.pdf
断熱にはきちんとした設計が必要です。どの程度の断熱性能とどんな断熱材(種類ごとに特徴がある)
にするかをきちんと設計者と相談してください。
ちなみに天窓がつくときは、向きが大事です。南側につく場合は、熱線反射ガラスを使うか
シェードをつけるなどの設計上の工夫が必要です。
<あーす・わーくす http://office-ew.com>