SE構法、2×4で可能な大空間について
住宅・不動産 住宅設計・構造 2011/05/13 19:55現在、家を建替えようと思い、複数の工務店に設計を依頼しています。
土地は約5.5メートル×約13メートル=約71平米。
建蔽率容積率はそれぞれ60%、160%
狭い土地なので、建蔽率容積率ともに目いっぱいの設計案をフリーCADを使って自分で作りました。
1階は風呂トイレの他に10帖弱の居室と収納と階段。
2階はぶち抜き23帖のLDKと収納と階段。
3階は10帖の寝室と衣裳部屋とトイレ、階段。
これを元に建蔽率容積率を共にクリアしている、ほぼ満足行く設計案が上がりました。
ところが2×4だと「1階と2階共に居室を二分する壁が必要」、
SEでも「LDKには長方形の建物の短辺方向に壁が必要かも知れない」
と言われています。
広いLDKが理想なのに、どちらの構法でも不可能なのでしょうか?
木造建築では、たかが25帖程度の空間もできないのでしょうか??
専門家の皆さん、お答えよろしくお願いいたします。
プロキオンさん ( 東京都 / 男性 / 47歳 )
構造設計は重要です
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在来工法も2×4工法も壁によって地震に耐えます。
柱と梁だけで構成する構造形式をラーメン構造と言いますが、重量鉄骨やRC、
特殊な木造でしかできません。
SEもラーメン構造ではなく独自の基準をもっていますが壁量は必要です。
ではどの位の壁量がどの位置に必要か?というのは設計の問題です。
設計とは壁量を考えつつ、間取りを考えていく作業です。
構造を無視して作った間取に、なんとか構造設計を当てはめようとすると
「ここに壁が必要です」という回答になるのだと思います。
特に3階建ては、2階建てとはレベルが違う構造計算が必要です。
もし、大空間を3階建てでほしければ設計を設計事務所なりと相談して
考えていくことが必要になると思います。
評価・お礼
プロキオン さん
2011/05/13 20:30
小松原さま、早速のご回答ありがとうございます。
自分で作った案にある工務店の設計士が手を加えてくれたのでした。
やはり2×4もSEも25帖の空間は難しいのですかね・・・。