擁壁工事について
住宅・不動産 新築工事・施工 2010/07/19 14:30住宅建設用地として購入を検討している土地の擁壁に問題があります。
検討物件は擁壁の上側で、下側との間にある擁壁は高さ1.8メートルの大谷石、改修が必要です。但し、擁壁に負担が掛からないように擁壁から離れて家を建てるのであれば、必ずしもやり直しをしなくても良いというのが行政の判断です。
物件の土地は、擁壁に接した部分が傾斜(法地)になっており、土地の一番高いところまで擁壁をやり直すと、擁壁は3メートルになります。
資金的に厳しいので、工務店からの最初の提案は、擁壁から離して家を建てればよいというものでした。しかし、法地になっている部分の土砂が下側の家に流れ出て、隣家とのトラブルになることは避けたいので何とかしたいと申し出たところ、2メートル未満の間知+傾斜部分を若干平らにして芝生を植える、という提案をうけています。
質問1:3メートルの擁壁を作り直すことがベストであるということは分かっていますが、費用的に無理である場合、上記のような方法でも今後の生活に支障はないのでしょうか。現在擁壁がある家に住んでいる方々は、一般的にはどうなのでしょうか。
質問2:3メートルの擁壁とした場合、間知はRCと比較した場合、安全面でどうなのでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
SwedenHouseさん ( 神奈川県 / 女性 / 50歳 )
地盤調査はしましたでしょうか
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擁壁のある敷地は、往々にして盛土がしてあり家を建てるには
地盤が弱いことがほとんどです。
地盤調査をした結果、地盤が弱いとなれば地盤改良の必要があります。
地盤改良には、柱状改良という方法が一般的です。
これは、地盤をスクリューのような機械でグリグリ掘って、土とセメントを
混ぜた柱状の改良体を地中に作ります。
擁壁の下部から35°の線(行政によって角度は違いますが)以下にその改良体
がきていれば、擁壁に負担がかからないので家は建てられます。
地盤改良の値段は、擁壁を造るよりは安いです。
そうすれば擁壁から大きく離さなくても建てられます。
隣地に土が流れそうな場所は緑化すればいいと思います。
地盤調査は今は必須です。もし弱くなくてもそうした方法が現状を打破する
のに有効であればやってもいいのではと思います。
評価・お礼
SwedenHouse さん
ご回答有難うございます。地盤調査は、購入前には出来ないと伺っているので、今はまだしておりません。費用面で目鼻がつかなければ購入を諦めるしかないのですが、購入することになれば地盤調査はきちんとするつもりです。