小松原 敬(建築家)- Q&A回答「梁と同じように考えた床組です」 - 専門家プロファイル

小松原 敬
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小松原 敬

コマツバラ タカシ
( 神奈川県 / 建築家 )
一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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新築住宅の土台について。

住宅・不動産 住宅設計・構造 2010/07/15 15:07

近々、北海道にて新築住宅を着工する予定で、このあいだ詳細な図面関係を貰いました。
この図面を知り合いの大工さん(東京地区在住)に見てもらったところ土台に「束」がない事に疑問を持たれました…。
束が入ってない代わりに集成材の厚さが通常よりも厚い(105×180)を使っているようですが、束(プラスチック製又は鋼製)がないと何十年か後に床が垂れると言っていました。
東京方面では束が入っているのが普通になっているようですが、北海道方面ではあまり見た事や話を聞いた事がありません。
そこで相談ですが、予算を上げてでも束は入れた方がいいのでしょうか?

ちなみに1階床の仕様は下記の通りです。

・室内側ポリフィルム貼り t=0.2
・構造用合板 t=28
・合板フロアー t=12
・床断熱材→FP板(3種) t=100

宜しくお願いします。

おとーさん ( 北海道 / 男性 / 44歳 )

梁と同じように考えた床組です

2010/07/15 16:19
( 5 .0)

1階の床は関東では、床束で大引を支える工法が一般的です。
それとは別に、2階の床の梁のような考えで、断面の大きな
大引を流す方法もあります。

寒冷地で基礎高が高いなどの理由で、束を長くしたくない時には
そのようなやり方が多いのかもしれません。

1階床にも28mmの構造用合板を使うという事は、1階の床にも
2階の床と同じような面剛性をもたせているようです。

通常は基礎に土台がアンカーボルトでがっちり留められているので
1階の床には面剛性は求めません。

私は関東の人間なので、北海道の事情に疎いので具体的に見ないと
わからないのですが、その土地特有の事情というのはあります。

特におかしな事ではないので、設計を担当された方に理由を
聞いてみてください。

評価・お礼

おとー さん

回答ありがとうございます!アドバイス頂いた通り、設計者にも確認してみます。

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