田尻 健二(心理カウンセラー)- Q&A回答「彼に行動療法を扱っている病院の受診なりカウンセリングを勧められてはいかがでしょうか」 - 専門家プロファイル

田尻 健二
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田尻 健二

タジリ ケンジ
( 東京都 / 心理カウンセラー )
心理カウンセラー・産業カウンセラー・夢分析家 
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強迫性障害について

心と体・医療健康 心の病気・カウンセリング 2010/07/12 09:24

私の彼氏は強迫性障害なのですが
どう対応したらいいのかわからないときがあるで教えてほしいです。

○運転すると人をひいてしまったかもしれないと不安になるそうで、私に運転を頼むのですが、自分で運転してみたら?といったほうがいいのか、望み通りに運転してあげるほうがいいのか?

○手を無駄にあらったり、確認行為などは、とめたほうがいいのか?見守っておくだけがいいのか?

○不安になることが嫌だから、不安になりそうなことはしたくないと言うのですが、あえてやらせたほうがいいのか?

○私が彼氏の病気の治療に一番してあげれることはどんなことか?

ちなみに、彼氏は22歳の社会人です。
休みは土日が休みで、まだ完全には仕事に慣れていません。
4月から社会人となって、それまでより症状がでやすくなりました。

回答よろしくおねがいします。

はるこんさん ( 宮崎県 / 女性 / 23歳 )

田尻 健二 専門家

田尻 健二
心理カウンセラー

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彼に行動療法を扱っている病院の受診なりカウンセリングを勧められてはいかがでしょうか

2010/07/12 16:29
( 4 .0)

はるこんさん

はじめまして、心理カウンセラーの田尻と申します。

> 休みは土日が休みで、まだ完全には仕事に慣れていません。
> 4月から社会人となって、それまでより症状がでやすくなりました。

もしかしたら慣れない仕事がストレスとなっているのかもしれませんね。

> ○運転すると人をひいてしまったかもしれないと不安になるそうで、私に運転を頼むのですが、自分で運転してみたら?といったほうがいいのか、望み通りに運転してあげるほうがいいのか?

> ○手を無駄にあらったり、確認行為などは、とめたほうがいいのか?見守っておくだけがいいのか?

> ○不安になることが嫌だから、不安になりそうなことはしたくないと言うのですが、あえてやらせたほうがいいのか?

(あくまで推測ですが)いずれも彼に強い不安を生じさせる可能性があると思われます。

> ○私が彼氏の病気の治療に一番してあげれることはどんなことか?

はい。私の知る限り行動療法の一種の暴露反応妨害法という心理療法が強迫性障害には有効なようです。
ですから彼に行動療法を扱っている病院の受診なりカウンセリングを勧められてはいかがでしょうか。

なおその際は、はるこんさんも一緒に行かれた方が主治医やカウンセラーの方から具体的な対処方法のアドバイスを受けられると思われます。
その方がより「個別的な」アドバイスが受けられるでしょうから、Q&Aなどで得られる一般的なアドバイスよりもより役に立つと思われます。

※もし既に彼が病院の治療なりカウンセリングを受けられているのでしたら、一度はるこんさんも同席されてみてはいかがでしょうか。
きっと役に立つアドバイスが得られると思います。

以上、何かのご参考になれば幸いです。

補足

最後に手前味噌で恐縮ですが、私のカウンセリングと夢分析・自己分析のHPについてご案内させていただきます。
もし私で何かお役に立てそうなことがございましたら、どうぞ何なりとご相談いただけますでしょうか。

では、くれぐれもご自愛なさってください。

心理カウンセリングの部屋
http://oneiromancy.holy.jp/blog/

夢占い・夢診断・夢分析の部屋
http://dream-seeker.holy.jp/blog/

自己分析
http://self-analysis.secret.jp/blog/

評価・お礼

はるこん さん

回答ありがとうございます。
今度、一緒に病院に行く予定なので
いろいろ聞いてみます。

田尻 健二

はるこんさん

コメントありがとうございました。

> 今度、一緒に病院に行く予定なので
> いろいろ聞いてみます。

はい。良い結果につながるように願っています。

では彼ともども、くれぐれもご自愛なさってください。

P.S.強迫性障害に対する行動療法とは全く別のアプローチを思い出しましたので補足させていただきます。
具体的には彼に強迫症状や回避行動が生じた時に、強迫性障害に関することとは「別のこと」で彼が(できれば一番)「嫌がること」を、はるこんさんにしていただくという方法です。
理屈としては「そんな嫌な目に遭うぐらいなら強迫性障害の症状や回避行動を止めた方がまだマシ」と思えて症状や回避行動が治まるというものです。

もし行動療法などでは効果が思わしくないときには、よろしければお試しになってみてください。
(この方法はブリーフセラピーの苦行療法と呼ばれています)

ただしこの方法も効果がなければすぐに止めていただいて結構です。もしこの方法が元で彼と別れてしまったということにでもなれば申し訳ございませんので。

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