岩川 昌樹
イワカワ マサキ初めての資産運用
マネー お金と資産の運用 2010/01/19 12:11資産運用を考えています。勉強をはじめて、投資信託に興味をもちました。文献上では、長期運用における分散投資がよいとあったので、自分なりにポートフォリオを考えてみました。海外株式30%、国内株式20%、海外債券30%、国内債権20%です。
現在34歳、子供3歳、0歳のため、100万はバランス型ファンドを購入し約15年で学資金に、その他月2万ずつ積立投資で約25年運用し、年金代わりにしようとしています。この積立運用ですが、株式とは個別株を数種類の銘柄で購入したほうが良いのでしょうか。それとも、株式ファンドを購入したほうが良いのでしょうか?積立金が2万の予定なので、ファンドを購入の際、楽天証券で分散させようと考えていますが、2万を債券・株式・海外・国内の4つに分けると、1つのファンドに投資する金額が少なくなります。このような低額運用でも投資したほうが、銀行預金より率のよい運用をすることが可能なのでしょうか?
投資の勉強を始めて1週間の初心者でお恥ずかしいのですが、上記のような投資の方法でよいのか教えてください。また、ファンド購入の際のファンドの選び方のポイントもありましたら教えてください。
おコメさん ( 千葉県 / 女性 / 34歳 )
投資行動も計画を。
- ( 5 .0)
FPの岩川と申します。
資産運用を始める場合の注意点。
ご理解と思いますが・・・・
資産運用を検討すると、ポートフォリオ構築が将来を左右すると思いがちですが、
それは、すべてを市場に左右されることなく、一貫したメンテナンス、運用方針を貫いた場合の結果です。
資産形成は
「金融の正しい知識」「金融を正しく理解させてくれる担当者」「自分の運用ニード」「投資先へのアプローチ」「コスト」「受け入れられるリスク」「運用中の考え方」「アドバイザーの存在」「投資行動」・・・・・などなどなど、
すべてをバランスよく吸収し、長期投資、資産形成が可能になります。
継続が、いかに難しいかを考慮し、継続保有できるリスクのポートフォリオ構築が必要です。
現在の配分が、良い悪いはありませんが、継続できる価格変動であるのか、ある程度知っておくことが重要です。
投資信託は、ただ複数保有するだけでは、分散効果によってプラスリターンになる訳ではありません。的確なリバランスにより、利益と損失を確定することで収益を重ねていきます。
現在、10年以上前に設定された長寿インデックスファンドの基準価格は、10,000円以下が多くあると思います。つまり、長期投資を行っても、元本が割れていると言うことです。
持っているだけでは、殖えないかも知れません。
長期使用しないお金の運用は、必要な物であり、恐いものではありません。
コモディティやREITも、組み入れることでリスクを軽減につながることもあります。
ETFは、実行して、手間と無駄の多さに気づきます。家計の資産運用には、余り向いていないと感じます。
過去のQ&A
http://profile.allabout.co.jp/pf/iwakawa/qa/detail/38552
正しく理解し、実行しましょう。
お時間あれば、ご覧下さい。
投信の考え方
http://www.toushinmkt.com/tm/knows/basic_knowledge.html
投資信託ファンドの見極め
http://toushinmkt.seesaa.net/article/114339952.html
評価・お礼
おコメ さん
ご丁寧にありがとうございます。
運用とは難しいものですね。考えれば考えるほど迷ってしまいます。
15年以上という長期投資なので、多少のリスクをとって、10パーセントほどは、新興国のファンドを購入してもよいのかな、と考えが変わってきました。元本を割ってくると平常心でいられないかもしれませんが、勉強と思ってはじめてみることにします。
もう少し勉強してわからないところがでてきたら、また質問させていただこうとおもっています。ブログをしっかり理解できるまで読んでいこうと思っております。
ありがとうございました。