岩川 昌樹
イワカワ マサキお金の運用について
マネー お金と資産の運用 2010/01/06 10:5241歳会社員(年収1000万円)、家族は妻のみ、持マンション(ローン無し)です。
大手都市銀行に無利息普通預金に5000万円預けてます。
生活費は給与振込をしている別の普通預金です。
その銀行より資産運用の話があり、毎月決算型投資信託を勧められました。私なりに色々調べたのですが手数料等毎月決算型はお勧めされていないことを知り、銀行に毎月の小遣いはいらないので、別の商品を提案してくださいと言って時間かせぎしております。
1000万円づつネット定期預金、国債、株含め先生方ならどのような提案があるでしょうか?
少しでも知識武装して、銀行の言いなりにならないようにしたいと思っております。
ちなみに上記5000万円はしばらく使う予定はありません。
インフレ対策に何か始めたいと思っております。
最後に銀行ではFPの方が勧めてくれているのですが、私の資産状況は全てつかんでいるはずなのに、毎月決算型の投信を勧めてくるということは色んなところで書かれているように、手数料で儲ける為の提案であり、こちらのことは真剣に考えてくれていないのかなぁと思うようになりました。
独立系FPの先生に直接ご相談すると、結構費用がかかるようなイメージを持っているので、とりあえずこちらで相談させていただきました。
宜しくお願い致します。
1103noriさん ( 大阪府 / 男性 / 41歳 )
投資は失敗しないように考える。
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はじめましてFPの岩川と申します。
長期的に使用しない資産(お金)は、正しい情報を正しく理解し実行することが大切です。
当たり前のことですが、投資教育のない日本では、人気、売れ筋、推奨商品、その場の予測や思いつきで、販売員の提案商品から購入することが少なくありません。
まずは、下記の様に、運用期間別に仕分けを行い、その運用期間で最も有利な手段、商品を選択します。
■2年程度の短期性資金・・・定期預金やMMFなど
■5年程度の中期性資金・・・既発債券や公社債投資など
■10年以上の長期資金・・・債券株式等の分散保有(ポートフォリオ運用)
上記の様に考えますと、家計管理はとても容易になります。
これらは、景気動向や市場動向など目先の動向に関係なく行います。
長期的な資産形成は、「勝てる可能性」が高い手段を実行するのではなく、
いかに「失敗しない可能性」が高い手段を実行できるかが重要です。
ご掲載の家族構成、住宅返済の無いことを考えると、おそらく10年以上使用しないお金が大半かと思われます。
10年以上使用しないお金であれば、まず、投資知識を身につけた上で、債券株式資産の分散保有が基本的な考えです。長期国際分散投資は、現在投資信託を利用すれば、低コストで、手間無く合理的に行う事ができます。
ただ、国際分散投資を行えば、リスクの低い商品でも、5%、10%の元本変動を受け入れる必要があります。
仮に1千万、2千万を超えて、変動商品を保有する場合は、アドバイザーに相談された方が結果的に安くあがると思います。
補足
車社会は、教習所で交通ルールと知識を習得することで、生活の必需品となっています。
日本の資産運用は、教習所に行かず、無免許で運転しては、事故(損)をしているように思います。
人気銘柄、推奨銘柄、過去の実績の良い商品を購入して資産形成ができれば誰も悩まないと思います。
まずは、情報収集からです、不明な事があれば、気軽にご質問下さい。
投信の基本的情報収集に役立つと思います。
http://www.toushinmkt.com/tm/knows/basic_knowledge.html
評価・お礼
1103nori さん
解りやすい回答ありがとうございます。
会社を辞めない限りは使わないお金な
ので、まずは、投資信託マーケットで勉強さ
せて頂きます。
その上で改めてご指導頂ければと考えて
おります。