岩川 昌樹
イワカワ マサキ確定拠出年金の配分について
マネー 投資相談 2009/12/09 02:16お世話になります。
この度、勤務している会社が確定拠出年金を導入することになりましたが、投資は全くの初心者です。
用意された商品は以下の通りです。
・三井住友銀行確定拠出年金定期預金(3年)
・スミセイの積立年金(5年)
・スミセイのスーパー積立年金(10年)
・年金インデックスファンド日本株式
・フィディティ・日本成長株・ファンド(アクティブ)
・大和住銀DC国内株式ファンド
・三井住友・DC年金日本再建インデックス・ファンド
・三井住友・DC外国株式インデックスファンドS
・DCニュー・チャイナ・ファンド(アクティブ)
・三井住友・DC外国債券インデックスファンドS
・三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)
・三井住友・DC年金バランス50(標準型)
・三井住友・DC年金バランス70(株式重点型)
・スミセイ・DCバランスファンド(アクティブ)
今のところ自分では以下のように考えています。
・株式50%
国内 30% フィディティ・日本成長株・ファンド
海外 20% 三井住友・DC外国株式インデックスファンドS
・債券30%
国内 20% 三井住友・DC年金日本再建インデックス・ファンド
海外 10% 三井住友・DC外国債券インデックスファンドS
・元本保証型20%
スミセイのスーパー積立年金(10年)
迷うポイントとしては以下のようなところです。
1)株・債券のバランス:25年くらいあるため多少ハイリスク・ハイリターンでもよい
2)商品:特に株式。
債券がインデックス運用なので、多少手数料が高くてもアクティブ運用でもよいか
もちろん最終的には自分の責任で自分で決めなければいけないのはわかっていますが、一般的にということでも構いませんのでご意見いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
こたつねこさん ( 東京都 / 女性 / 35歳 )
アクティブ VS インデックス
はじめまして、FPの岩川と申します。
検討している配分の根拠が不明なので、一般論として申し上げます。
401Kの積立資金は、原則60歳まで25年間引出し不能で凍結されます。
まず、元本保証型は不要です。
元本保証型が必要な場合は、その分の積立額を減らし、ご自身で定期預金を行う方が宜しいかと思います。同じリターンで流動性の確保ができます。
1)について
本来であれば、リスクを取る必要があります。
長期的に考えるとリスクを取らないのは、逆にリスクです。
私たちの公的年金の運用は、年金支払いのために現金に配分されています。
しかし、401Kなど個々の場合は、引出し不能ない為、元本保証型の商品は、満期の数年前から配分すれば良いと思います。
2)アクティブとインデックスは真逆の運用方針です。
仮に日本市場を例に挙げます。
東証一部上場企業約1700社から「良くなりそうな企業1社」に注目するのが
アクティブファンドです(実際は1社ではありません)
つまり、上昇しそうな企業の「狙い撃ち」です。
しかし、狙い通りになるかどうかはわかりません。
一方で、インデックスは、「良くなりそうな企業」は事前に分かるわけがないので
一部上場企業1700社をすべて買ってしまえと言う考えです。
全部購入すれば、縮小企業より成長企業が多ければ、収益は得られるだろうという事です。
つまり、失敗しても収益が得られるように考えた投資方針です。
ちなみに過去の一つの例です。↓ 参考になると思います。
http://toushinmkt.seesaa.net/article/114339952.html
「木を見て、森を見ず」 or 「木を見ないで森を見る」
コストの高い分儲かれば苦労はありません。
狙い撃ちが成立すれば苦労はありません。
選択は個人の考えで、必ずしもどちらが良いと言う事ではありません。
失敗しない様に行う長期のインデックス投資は、メンテナンスさえ着実に行えば、過去は収益が得られています
ご不明な点があれば気軽にご質問下さい。