岩川 昌樹(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「まずは、全体の見直しを。」 - 専門家プロファイル

岩川 昌樹
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します

岩川 昌樹

イワカワ マサキ
( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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インデックス投資

マネー 投資相談 2009/11/22 21:54

最近運用に興味を持ちだし、本などで勉強を始めたド初心者です。
20代ですので、運用期間としましては10年以上と考えており、その場合今後どういう風に運用していくのがいいのか考えています。
現在、定期預金に300万、豪ドル外貨預金に100万(80万ぐらいに減っている?)、オーストラリアとブラジルの国債の毎月分配型投資信託に150万づつ、普通預金に250万円という感じで持っています。
オーストラリアとブラジルの国債の投資信託で月に2万円ぐらいの分配金が入ります。
そのお金プラス普通預金から1万円で
?国内株式
?外国株式
?外国債券
のインデックス投信を1万円つづ(計3万円)毎月購入していくのがいいのかなと考えているのですが、
この考えはどうなのでしょうか・・・
何か大幅に間違っているとか、こうしたほうが良いのではというのがあればぜひご指摘頂きたく質問致しました。

あと、上記の定期預金とは別に近々満期になる300万円の定期があります。
これに関しましても、まだ運用方法は決まっておりません。
いま少しかんがえているのが、100万円づつを一括で上記のインデックス投信を買うということです。
しかしそうすると、ドルコスト平均法で買っている意味がなくなってしまうのでしょうか?

本当に初心者で質問の意味もわかりにくいところもあるとおもいますがどうぞよろしくお願いいたします。

補足

2009/11/22 21:54

説明不足の質問にも丁寧にお返事頂きありがとうございます。
まず補足といたしましては、
家族構成は夫婦2人で子供はまだおりません。
運用期間に関しましては、ほんとにまだ何に使うかは考えておらず、むしろ運用していってお金がある程度貯まったら家を買うだろう・・・ぐらいですので、15年もしくは20年ということも考えております。
豪ドルの外貨預金は、一番最悪の2008年6月ごろにはじめたものです。
外債の投資信託は、ここ2ヶ月ぐらい前に始めたものです。

私たちにとって、毎月分配型の投資信託が向いていないことは大変よくわかりました。外貨預金は定期ですので3年間は解約できず、あと1年半後にもう一度良く考えることにします。

インデックス投信に関しては、安く買って長く持つということはわかりました。
お答えいただいたものと重複した答えもあるかもしれませんが、私たちにとってインデックス投信のメリットとデメリットというのは何が考えられるでしょうか。
そして大変恐縮ですが、インデックス投信に関してもう少し詳しく仕組みなどを教えて頂けるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

rs3080さん ( 東京都 / 女性 / 26歳 )

岩川 昌樹 専門家

岩川 昌樹
ファイナンシャルプランナー

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まずは、全体の見直しを。

2009/11/24 00:32

はじめまして、FPの岩川と申します。

10年以上使用しないお金で、インデックスファンドの投資を始めることに関しては、大きな間違いはありませんが、その前に、保有中の金融商品を見直すことからです。

オーストラリア、ブラジルへの投資が、現在最も適しているのか?
ご自身の求めるリターンであるのか?
どのくらいの価格変動で、その変動に耐えられるのか?
有利な手段を選択しているのか?

などなど、個人個人異なる運用ニードの他、価値観や性格などを考慮して検討することが必要です。

万一、穴の開いているお財布で貯金をしていれば、資産形成が報われない可能性もあります。

参考までに
投資の基本:外貨と外債
http://toushinmkt.seesaa.net/category/6100105-1.html

それから、インデックスファンドは、コストの安さや、アクティブファンドとの勝率から、「良い」と判断される方も多くいます。

しかし、コストが安くても、アクティブファンドより勝率が良くても、資産が目減りすることはたくさんあります。

また、インデックス投資は、安く買って長く保有することと記載していますが、少し違います。

まず、安く購入できれば、誰も苦労はありませんし、
ただ長く保有しても、残念ながら資産は殖えません。
インデックスファンドの基準価格をみれば一目瞭然です。
10年以上前に10,000円でスタートしたインデックスファンドが、現在3,000円、5,000円がごろごろしています。
軒並み10,000円以下になっています。これは、ただ、保有しているだけでは、報われないと言うことです。

インデックス投資とは、平均的リターンを得ることが目的です。
この平均リターンは、目先の買値だけに大きく左右されるわけではなく、保有する時間の経過やメンテナンスによっても異なります。

補足

インデックス投資の収益は、誰がどこで生み出し、どこからもらえるのか?
投資を行う前に理解をしなければなりません。
投資の原点、本質を理解せず、始めると途中で迷います。

目的地と地図、計画を立てたドライビングが必要です。

まだまだ情報収集スタートですから、知らないことがたくさんあって当然です。
今後たくさんの角度で理解を深めてください。投資は、我々に必要な手段です。

ご不明な点がございましたら、気軽に再質問ください。

投資の勉強には、役に立つと思います。
お時間がございましたら、ご覧ください。↓

投資信託の考え方
http://www.toushinmkt.com/tm/knows/basic_knowledge.html

典型的失敗パターン
http://www.toushinmkt.com/tm/knows/failure.html

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