岩川 昌樹
イワカワ マサキ200万円を18年で400万円に
マネー お金と資産の運用 2008/12/10 21:12200万円を18年で400万円にできないかと、最近運用の勉強を始めました。今年産まれた子供の教育資金です。自分で資産配分を作ってみたのですが、これでいいのかどうか自信がありません。ご意見をお聞かせいただけませんでしょうか。
効率フロンティア曲線を使ってアセットアロケーションを割り出し、何をどれだけ買うかを選んでみました。
<日本株15%>
うち10%を
第一候補 「MHAM−TOPIXオープン」
第二候補 「日興-インデックスファンドTSP」
第三候補 「日興−インデックスファンド225」 のいづれか
うち5%を
さわかみ投信 さわかみファンド
<外国株25%>
うち20%を
「SSGA−外国株式インデックス・オープン」
うち5%を
「インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式」
<日本債券40%>
個人向け国債変動10年型
<外国債券15%>
「グローバル・ソブリン・オープン1年決算型」
もしくはMMF(米ドル・ユーロ・オーストラリアドル) のいづれか
<その他 5%>
世界リートなら
第一候補DIAM−ワールド・リート・インカム・オープン
第二候補日興−ラサール・グローバルREITファンド のいづれか
コモディティなら
第一候補岡三−コモディティ・インデックスオープン
第二候補損保ジャパン−DBLCIコモディティ6 のいづれか
SBI証券に口座を作ったので、さわかみファンド以外の投資信託はSBIで買える積立型のものを選んでいます。
kanachaさん ( 神奈川県 / 女性 / 38歳 )
ご希望のポートフォリオに近いでしょう。
はじめまして、FPの岩川です。
過去の実績(期待収益率)から言えば、18年で倍となる希望のポートフォリオに近いと言えるでしょう。
ポートフォリオに使用する銘柄も、長期投資に使用して良いと思います。
日本株はTOPIX連動を、また、外国債券ですが、グロソブと外Mは、リスクとリターンが全く異なる商品です。
長期投資(短期でも同様ですが)であれば外Mは、リスクに見合ったリターンが得られる商品ではないと考えられます。
期待(希望)とするリターンを最小限のリスクで得るために、有効フロンティを基にポートフォリオを作成するわけですが、一昔前は、それが有効であったかも知れません。
しかし、直近10年はほとんど役に立っていません。(20年でも)
また、今後もその配分が効率的かどうかも全くわからないのです。
その解らないを前提に計画することが重要です。
過去のリスクやリターンは、すべての国が高度成長してきた数値です。
過去30年、20年、直近10年の有効フロンティアはすべてことなります。
投資の勉強は過去の実績数値を基に行うしかないのですが、ポートフォリオが資産形成の成功に「直接つながる」訳ではないので、あらゆる角度で考えましょう。
ポートフォリオなどテクニカル的なことは、
車に例えると、「エンジン内部」のこと。
車の運転は、必要な知識の他に、アクセルやハンドルの操作、天候変化による対応方法などを理解しているからこそ、危険な乗り物でも、生活必需品になります。
つまり、ポートフォリオだけでなく、上昇時の保有方法、下落時の保有方法、実行後のメンテナンス・・・・は、最重要事項です。
継続は力なりですが、反面、継続は難しいものです。
とくに長期投資の成功に直結する情報は、極めて少ないため継続することが困難なものです。
時間がればコラムご覧ください。
http://profile.allabout.co.jp/fs/iwakawa/column/list/series/3473/?p=1