岩川 昌樹(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「長期投資の有利性」 - 専門家プロファイル

岩川 昌樹
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します

岩川 昌樹

イワカワ マサキ
( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
Q&A回答への評価:
4.5/151件
サービス:1件
Q&A:326件
コラム:62件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
043-306-5800
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

投資信託の損きりについて

マネー 投資相談 2008/10/20 12:13

2006年から、投資信託をはじめました。基準価格が下落していく過程で、何度も担当者に相談しましたが、長期投資だからという説明に、不安を感じながらも、納得してしまい、今1000万円を越える含み損を抱え、とても、不安で、やせてしまいました。
投資している投信は、マイストーリーBに600万円、DWS地球関連株に200万円、アジア好配当に200万円、ハイイールドボンド100万円、世界好配当株200万円、グローバルREIT100万円、小型ブルーチップ200万円、日本好配当株200万円です。ほかに国債2000万円、預貯金8000万円あり、主人が2.3年後退職するよていですが、毎日の生活は今のところ、心配ありません。分配金も使う予定がなかったのに、勧められるまま、マイストーリーなど購入したこと反省しています。質素に生活してきたのに、こんなことになり主人と相談の上でしたが、私が任されていたようなもので、もうしわけなさでいっぱいです。これから、どのように判断していけばよいのか指導ください。損きりのタイミングを逃してしまいましたが、これから、金融もクレジットの不安など、まだまだ先がわからないようで、本当に不安でつらいです。

sakura3333さん ( 大阪府 / 女性 / 51歳 )

岩川 昌樹 専門家

岩川 昌樹
ファイナンシャルプランナー

- good

長期投資の有利性

2008/10/20 13:32
( 5 .0)

はじめまして、FPの岩川です。


金融市場は、大きく変動しており、心労も察します。

しかし、投資は上がり続けることは「あり得ません」
「上昇の期間」と「下落の期間」を繰り返し、資産形成されていきます。

今回は、その下落の期間を通過していることになりますので、
下落自体を極端に心配する必要はないと思います。

担当者がおっしゃるとおり、「長期投資だから・・・・」
というのは、確かに間違いではありませんが、

「長期投資だから、どのように大丈夫なのか」

安心できるまで、説明してもらうことです。

ちなみに、
●長期投資の有利性・・・その1
長期投資は「安く買って高く売る」だけなく「株式の配当収入」
「債券の金利収入」などを毎年受けることができます。
この配当・金利収入は、投資収益全体に大きく影響しますので、
詳細は省略しますが、それだけ大きいメリットがあるということです。


●長期投資の有利性・・・その2
資産形成において、収益が生まれ積み重なる期間は、極めて短期間に
大きく発生するといわれます。

「もっと悪くなりそうだから売却する」「良くなってきたから購入する」
これでは、安く売って、高く購入することになります。

また、不安が解消され、「購入しても良い」と思われる時期には、
底値から、1割、2割、時には、3割以上上昇していることがほとんどです。

これでは、何度投資を行っても、資産形成ができません。

では、その短期間に発生する収益を得るには、どうすれば良いのか。
それは、タイミングを計らず、常に保有し続けている人だけに
与えられる事になります。
つまり、長期投資家だけが得られるのです。


長期投資のメリットまだまだあります。
不安を解消するには、「大丈夫」という勇気づけが、最初の一歩です。

しかし、それだけでなく、「どうして大丈夫」なのか
その具体的理由を知ることです。

不明なことがあれば、気軽にご質問ください。

評価・お礼

sakura3333 さん

ありがとうございます。アドバイスをいただけることで、とても、気持ちが楽になりました。全体の資産を把握し、見直すことが大事なのですね。
忙しい毎日で、自分ひとりでは、管理していくことは難しいのかと思いました。

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム