岩川 昌樹
イワカワ マサキ投資信託の今後の運用について
マネー 投資相談 2008/09/19 14:24去年の8月ごろから投資信託に
グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)200万
フィデリティ・日本配当成長株投信100万
三井住友・ニュー・チャイナ・ファンド 200万
グローバル財産3分法ファンド(毎月決算型) 100万
投資しました、中国は約半分に他も少しずつ損という感じです。
又、丸美という不動産の会社の社債を200万購入していたのですが、先日民事再生になりいくら戻ってくるのかわからない状態です。
貯金は他に定期に800万あります。
現在主人35歳のサラリーマン・在宅ワーカーの私37歳・娘1歳で、娘が幼稚園に入れば外で働くつもりです。
住宅の購入は5年後くらいに考えています。
増やすつもりの運用がすべて失敗してしまい。困惑しています。
今後、定期分で投資を買い増しすべきでしょうか?
もしくは、今の投資の分を損でも解約してしまうべきか・・・
どなたか、アドバイスください。
よろしくお願いします。
ノーさん ( 福岡県 / 女性 / 36歳 )
まずは、資産を運用期間で区別しましょう。
はじめまして、FPの岩川です。
社債の損失は、授業料には少し高いですが、今後の教訓として生かしましょう。
たとえ、トヨタなどの超優良企業であっても、1社より2社、2社より3社と分散した方が、リスクは軽減します。とくに長期投資は、「未来は未定」を踏まえてプランします。
資産形成は、右肩上がりを続けることはなく、大きな上下を繰り返します。
実行するには、必ず運用期間を決定しましょう。
運用期間、目標時期がないと、
「投資ブームの上昇時は儲かった」と喜び売却し、「下落時は、失敗だ」と言うことになります。
目標のまでの運用期間を決定すれば、
上昇時は、儲け損ないを回避できます。また、下落時は、無駄な損失を回避できます。
まずは、資産を運用期間で区別します。
2年以内に使うお金は、定期やMMFに
5年以内に使うお金は、公社債ファンドや債券に
10年以上使わないお金は、債券や株式の分散保有(ポートフォリオ運用)を。
定期800万を住宅購入に使い、投信は老後の資金とお考えならば、まだまだ、見直しにより、十分資産形成は可能です。
もし、投信のお金を住宅購入に使用するつもりで運用しているのであれば、ある程度の損失を計算に入れた上で、もっとリスクを軽減したポートフォリオに変更するべきだと思います。
どちらにしても、住宅購入までの5年を緻密に計画し、また、その計画を価格の変動に左右されることなく継続すれば、効果は期待できます。
具体的な解決になりませんが、不明なことがあれば、気軽にご質問ください。