岩川 昌樹
イワカワ マサキ家計のチェック
マネー 家計・ライフプラン 2008/05/31 20:2630代半ばのシングル女性です。
政令指定都市で1人暮です。
今後の人生を考え、財産が増えれば、人生の選択肢が増えると思い、資産運用を勉強し始めて1年経過したところです。
家計・資産を見直ししたく思い、アドバイスをお願いします。
<収入(手取り)>
給料 平均27万
ボーナス 56万
その他(投信配当等) 1万
<支出(平均)>
家賃 6万4千(水道代、更新料込)
積立貯金 6万
社債 1万
投資信託積立 4万
光熱費 4千
通信費(携帯、フレッツ光) 8千
食費費 1万5千
外食費 1万5千
教養・娯楽費 2万
日用雑貨 3千
医療・美容院 1万
その他 1万
500円玉貯金+残金は、証券会社のMRFに入金。
<その他>
貯金 約500万
職場への貸付 10万(単利1%。税金かからず。毎月1万積立)
もうすぐ満期になる定期貯金380万を職場への貸付に移す予定です。
国債・生保一時金 250万
投資信託・ETF 235万
生保 14万5千は、冬のボーナスで一括払い。
結婚式の招待は、年1〜2回程度。
1万以上の買い物、公共料金はカード決済。
図書カード、帰省時の切符等は金券ショップ利用。
お酒、タバコ、ギャンブルはしていません。
田舎の両親は年金暮。経済面の心配はいらないと言われています。
うらじさん ( 京都府 / 女性 / 34歳 )
資産価値の維持に目を向けましょう。
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はじめまして、FPの岩川です。
支出は管理され、とくに問題は感じませんが、資産の管理について、いくつか気になりましたので、申し上げます。
まず、資産は、できるだけわかりやすく管理することが基本です。
貯蓄は、ほんの少し視野を広げ、工夫するだけで、手間を掛けずに効率的な資産形成ができるようになります。
例えば、貯蓄(資産形成)は3つのお財布で管理を行います。
・ 短期に使うお財布
・ 中期に使うお財布
・ 長期、また、使用する目的のないお財布
に区別することが必要です
この区別ができると
・ 短期は定期預金、MMF等
・ 中期は債券等またはポートフォリオ運用
・ 長期はポートフォリオ(金融資産の組み合わせ)運用
その期間で最も有効な金融商品を選択できるようになります。
10年先の住宅購入資金、10年先の老後資金などなど長期に使用しないお金は、「インフレからお金の価値、購買力」を守らなければなりません。
また、緊急のためいつでも引き出せるお金、1〜2年後に使う短期のお金は、元本割れを防ぎ、かつ、流動性を確保しながら、その中で最も有効な金利が受け取れるようにしなければなりません。
一般には、貯蓄額が増えるほど、10年以上寝かせるお財布が大きくなります。
うらじ様の場合、積立貯金、国債、ETF、投信、生保、社債、など手段を替えて資産形成しているのは、考えがあっての事でしょうか。
分散させることは大切なことですが、手間やコスト、収益、において有利となっているかどうかが問題です。
同じリターンなら、リスクの低い手段を選択する。
同じリスクなら、リターンの高い手段を選択する。
一見、当たり前のことですが、金融においては、とても難しいことです。
うらじ様は、既に支出管理(節約)ができていますので、資産価値の維持に目を向けるべきです。
具体的なこと、不明なことがあれば、気軽にご質問下さい。
評価・お礼
うらじ さん
ありがとうございます。
さっそく、勝間和代さんの「お金を銀行に預けるな」を読んでみます。