岩川 昌樹(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「変額年金と利率変動型年金は異なります。」 - 専門家プロファイル

岩川 昌樹
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イワカワ マサキ
( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
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変額個人年金について

マネー お金と資産の運用 2014/09/02 21:26

私は現在31才で,手元にある400万円を老後資金として増やしたいと考えています。そこでJAのライフロードに加入しようか検討しているのですが,変額個人年金はインフレに強いって本当でしょうか?この商品は最低保証利率でずっと推移した場合他社の定額年金よりも受取額がかなり少なくなる事が予想されています。そこで他社の定額年金にも分散して加入した方が良いのでしょうか?今後市場金利が上がって行く場合は変額が良いのでしょうが,今後長い目でみてそんなにインフレになったりする事ってあるのかなとも思います。

ぽわぞんさん ( 愛知県 / 女性 / 31歳 )

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変額年金と利率変動型年金は異なります。

2014/09/12 23:07
( 5 .0)

はじめまして、FPの岩川と申します。

下記のように名前は似ていますが、運用の仕組みは異なります

1)変額個人年金・・・・株式や債券などの投資信託で運用する年金保険
2)利率変動型年金保険・・・・・主に国債で運用している年金保険

※長期投資では一般に株式などが含まれた方がインフレに強いと言われます。

ぽわぞん様が検討中の年金保険は、2の利率変動型年金保険ですね。
保険会社が、間接的に国債を購入して運用していることになります。


>>他社の定額年金にも分散して加入・・・

定額年金であれば、おそらく主に国債で運用している年金保険と考えられます。
つまり、同じ投資先の商品を複数購入(分散)してもそれほど利回りに大差はないと言えます。

今後のインフレに対応した商品を検討するならば、1の変額年金保険です。

ただ変額年金は、中身の運用次第では、しっかりとしたリターンを期待できる反面、理解をせず購入すれば、結果的に元本の欠損もあります。

インフレ対応が目的で、かつ保険としての保障が必要なければ、国債や投資信託での資産形成も検討されても宜しいのではないでしょうか。
投資信託、変額年金には、それぞれ税制面、コスト面、満期の有無、受取方法など異なった特徴がありますので、情報収集も必要です。

ご不明な点がございましたら、気軽にご質問ください。

評価・お礼

ぽわぞん さん

2014/09/13 00:42

分かりやすい回答をして頂きありがとうございます。実は今個人年金の他に投資信託で外貨MMFというものを始めようかと検討しています。つい最近この運用について調べたところ,税金の面で外貨預金より有利みたいですね。しかし今は円安なので実際に始めるのは後にしたほうが良いのでしょうか?利回りは求めたいところですが投資は初心者で難しく感じます。

岩川 昌樹

2014/09/13 00:54

国内債券に偏らず、広く分散するのは良いと思います。
また、外貨MMFは、ご指摘の通り外貨預金と比較しても有利です。

ただ、長期投資を基本にするならば、もう一工夫すると選択肢は、まだあるのかもしれません。

きっと参考になると思います。
お時間ございましたら、是非、ご覧下さい。

★外貨MMFと外貨預金の利用価値↓
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