岩川 昌樹(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「目的に応じた商品選び」 - 専門家プロファイル

岩川 昌樹
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します

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イワカワ マサキ
( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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保険での資産形成について

マネー 生命保険・医療保険 2013/01/11 03:19

34才 男 独身です。

資産形成について、銀行に相談に行ったら、以下のような保険商品を勧められました

あいおい生命 低解約定期保険 100歳 保障 15年払い
貯蓄目的で15年払込後は元本以上になるので、必要になったタイミングで解約

富士生命 E終身
払込を10年の短期払いにして、払込後はあいおいと同様に資金が必要なタイミングで解約

ドル建ての終身保険
上の2つに比べ、ドルベースでの利率は良い。やはり10年や15年の短期払いにして、払込後は暫く寝かせておいて老後など必要な時期に解約。為替の影響は受けるが、長期間持っておけばドル換算では増えてるので円にしても、元は取れるかもしれない(?) 資産をドルで持つ目的も有ります


保険での資産運用はしたこと無いのですが、具体的な商品名はともかく同種類の保険でも上の3つの様な保険商品ではどれが良いのてしょうか?

私自身は
34才 会社員 年収450万円位
会社の寮住まい 結婚予定無し

保険は 「医療保険、終身、掛け捨て、月2100円」、 「 がん保険、終身、掛け捨て、診断一時金200万円、月2300円 」 に入ってます

また月1万円支払で個人年金(60才からの10年確定)に入ってます

貯蓄は財形住宅と一般財形、定期預金に月例給与とボーナスをいつも貯蓄しているだけで、今は約1100万円位の現金貯蓄があります。

会社の退職金が確定拠出年金しかないので、そこで国内外の株式や債券の投資信託で運用してます。

現金預金の比率が高いので、保険でも運用した方が良いのでは?と思ってますが、どうお考えですか?
保険は保障のみを求め、資産形成は保険ではなく、別の商品でやった方が良いのでしょうか?

独身ですので、上記の生命保険には、死亡保障は求めてません。あくまで運用のみです。(そもそも今死亡しても、会社から800万円程の死亡退職金は出るようです)

ひろひろりんさん ( 東京都 / 男性 / 34歳 )

岩川 昌樹 専門家

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ファイナンシャルプランナー

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目的に応じた商品選び

2013/01/11 09:23
( 5 .0)

初めまして、FPの岩川と申します。

どちらの商品が良いのか?と言うのも大切ですが、ひろひろりん様の運用ニードに適した商品かどうかです。

例えばですが、10年程度使用しない資金を「定期預金より多少リターンを得たいが、元本割れは受入れられない」
このような方には、生命保険の利用は良い判断と考えることも出来ます。

円で、確定的なリターンを目指すには、生命保険のリターンは決してわるくはありません。
ご自身の考えに合うならば選択の1つになります。

ただ、ドル建ての生命保険は決して有利とは言えないので、別の商品を検討されるとよいと思います。
ドル建て終身保険の解約金は、主に米国債券での運用結果に値します。
つまり、保障が必要ないなら、ダイレクトに米国債券を購入した方が圧倒的に有利です。
生命保険利用とは、結構な差が出ます。

ひろひろりん様は、内容を拝見する限り、変動商品の知識もあるようですから、ご自身の目的を再確認し、商品を選択すると良いのではないでしょうか。

金融機関から勧められた商品から選択することが多いですが、「目的ありき」ですから、くれぐれもご注意ください。

ご不明なことがあれば、どうぞ気軽にご質問ください。

評価・お礼

ひろひろりん さん

2013/01/14 02:52

こんばんは
お礼が遅くなりまして申し訳ありません。
商品ありきではなく、どのように保険をつかうかまずは目的をはっきりと考えるべきでしたね。
銀行の方に勧められて、ついつい保険を利用するのが前提の考えになっていました。

そして、ドル建てはあまり有利ではないのですね。運用をするなら、投資信託等で行うことも
考えていきたいと思います。

その中で、まだ生命保険の税金控除に分については私は控除枠が余ってますので、この確実な税制上のメリットを享受しながら貯蓄をするのか、保障は必要ないので契約しないのか、をもう少し考えてみたいと思います。
ご丁寧なアドバイスありがとうございました。

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