乾 喜一郎
イヌイ キイチロウ生放送で、全国に向け「習い事の生き字引」を演じてきました
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もう先々週の話なのですが、
NHKの午後のバラエティ番組「ごごナマ」に出演してきました。
表題のとおり、生放送。
「気になるブームの今むかし」という30分弱のコーナーで、
今回は「オトナも夢中!習い事特集」。
船越栄一郎と美保純、それに三遊亭円楽と大石静に向けて、
「習い事の生き字引」という名札をつけ
阿部アナウンサーからの質問に答える形で戦後の習い事の歴史をお話ししていく、
という役どころです。
http://www4.nhk.or.jp/gogonama/x/2018-04-17/21/28521/2710035/
年代ごとにブームになった習いごとをいくつかずつ選んでトピックを話し、
みなさんがトークを繰り広げるためのネタを提供していく、そんな仕立て。
英語、生け花、バレエ、ネイル・・
習い事についてはずっとかかわってきて、
特に講師やインストラクターの資格を取り上げる際には
歴史てきな側面も調べてきましたが、
全国放送でおよそなことはお話しできません、
これを機にあらためて調べなおしてみたのですが、
そうすると、
好きでいろいろ読んできた戦後史や社会学の知識とリンクしてきて、
とてもワクワクする思いをしました。
とはいえ、出演は30分もあるとはいえ、自分だけが話す番組ではありません。
主役は船越さんや円楽さん。みなさんがトークを繰り広げていくわけで、
お話しできたことはそうやって用意したことの2~3割。
バラエティの生放送というのはこういうものなのか、と納得させられました。
何があっても時間を活かせるように、準備しておくものなのですね。
ここにもまた、プロのお仕事がありました。
ディレクターさんが調べてくれた中には知らなかったこともたくさんありましたし、
ほんと、流石だなあと思います。
私としては、資料や原稿も見ずにちゃんと話しきることができたことに、
とてもほっとしていたところです。
いや、安心どころか、よくやったと自分を褒めてやりたいくらい。
私にとっての主役は、教える側や子どもに習わせる親の側ではなく、
学ぶ側、習う側。ちゃんとこちらの立場からお話しできたと思えましたから。
きっと見た人の中にも、
久しぶりに何かやってみたいな、そう思っていただけた方もいるのではないかと。
でも、せっかく準備したことも、
このままにしておくと忘れてしまいそうで、それはちょっともったいない。
そこで、この後何回かにわたって、書き留めておこうと思います。
まずは戦争が終わった直後から、一つ一つ書いていきたいと思います。