辰巳 いちぞう(経営コンサルタント)- Q&A回答「平易でもいい。主語を明確に描きましょう」 - 専門家プロファイル

辰巳 いちぞう
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辰巳 いちぞう

タツミ イチゾウ
( 東京都 / 経営コンサルタント )
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企業の「ビジョン」「ミッション」「バリュー」を策定する方法

法人・ビジネス 経営コンサルティング 2011/05/24 14:29

外食関係の会社の経営企画部の者です。事業拡大のため人員も増えつつあります。そこで今一度、会社の「ビジョン」「ミッション」「バリュー」を策定し、社内に浸透させたいと考えています。どのような構築方法&浸透させるための案がありますでしょうか。ご指導ください。

doraemonbanzaiさん ( 東京都 / 女性 / 38歳 )

辰巳 いちぞう 専門家

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経営コンサルタント

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平易でもいい。主語を明確に描きましょう

2011/05/24 14:42

ご質問ありがとうございます。
経営企画の実務経験者としてお答えします。

会社のビジョンをイチからお作りになるのであれば経営者様との話し合いを
おすすめします。
社内に掲げるなんらかのビジョンがおありなのであれば、それを価値(バリュー)に繋げる
翻訳に挑戦しましょう。

バリューの主語は顧客です。
外食産業ということでしたので、顧客は広く見た方がいいでしょう。
来店されるお客様個々だけではありません。
来店されたお客様にどう感じてもらい、それを流布していただきたいのか?
までをイメージしてくれるといいですね。
つまり、来店されたお客様のご家族やお友達にも価値を感じてもらいたいと
思うのが自然でしょう。

「おいしい」は外食産業にとっては当たり前に求められることなので
その「おいしい」はどのような「FUN」や「HAPPY」を生み出すのかまで
イメージすると広がりやすくなるかと思います。

ミッションは「使命」ですから、その価値を追い続けるためのお約束ごとを
決めればいいのです。

・ビジョンは将来を含む求める姿(自社主語)
・バリューは常に追い求める姿(顧客主語)
・ミッションは常に求める姿(自社主語)

浸透させるための方法は
・覚えさせること
・常に求めるマネジメントをすること
これに尽きます。

ビジョンがビジョン倒れに終わるのは言葉遊びだったり、マネジメントに
落ちていないことから起こります。

平易な言葉でかつ、誰もがイメージできる姿を作ってあげましょう。

部門や店舗へ活かすのは企画側の仕掛けの網の目で決まります。
がんばって下さい。

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