大村 貴信(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「考え方のスイッチが必要かも知れません。」 - 専門家プロファイル

大村 貴信
保険の目的は給付をもらうこと。だから一生のお付き合いをしたい

大村 貴信

オオムラ タカノブ
( ファイナンシャルプランナー )
イーエフピー株式会社 ファイナンシャルプランナー、相続FP
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お宝保険を続けるべきか・・。

マネー 保険設計・保険見直し 2008/08/04 17:51

以下の保険に入っています。
 夫(48歳) 終身保険   保障3000万 保険料34,710円/月
       終身生前給付 保障1000万 保険料16,370円/月
 妻(48歳) 終身保険   保障 500万 保険料 5,370円/月
       終身生前給付 保障 500万 保険料 7,100円/月
       65歳養老保険 保障 400万 保険料 6,788円/月
               計70,338円/月
現時点解約返戻金:約1,000万 65歳解約返戻金約3,000万
子供(二人:25歳・23歳)は同居していますが、経済的には独立しています。
今後は大きな保障は必要ないと思いつつも、<お宝保険だから>という
理由だけで続けています。
私と妻の終身の死亡保障には傷害と災害死亡特約が付いていますが、
払っている保険料はわずかです。
このまま払い続けた方が良いものでしょうか?
それとも投資の比率を上げたほうが良いのでしょうか?
現在は確定拠出年金:5万と小規模企業共済:4万と投資信託:5万ほどを
めいっぱい毎月積み立てています。
よって普通預金の金額はここ数年200万程度から増えていません。
質問
・お宝保険でも必要補償額が大幅に減った場合は払い済み保険にし
 その金額を投資に廻した方がよいのか?
 (ただ、妻の養老保険だけは続けた方が良い気がしています)
 それとも、払えるものなら払い続けた方がよいのか?
 もうひとつの選択として、
 私(夫)の終身保険と生前給付保険の減額(500万くらい?)を
 した方が良いのか?
 どう思われますでしょうか?
・もし、払い済み若しくは減額した場合の差額を投資した場合
 何%以上の利率を確保しないと現状より不利になるのでしょうか?

補足

2008/08/04 17:51

情報不足との指摘を受けましたので追記させていただきます。
夫(48歳)
終身保険 保障3000万 保険料34,710円/月
(65歳払) 総支払額(65歳)  1,300万
     現時点払済み保障額<1,700万>
     65歳解約金    (1,560万)   
終身生前給付 保障1000万 保険料16,370円/月
(65歳払)総支払額(65歳)   609万
     現時点払済み保障額 <550万>
     65歳解約金     (610万)
妻(48歳)
終身保険 保障 500万 保険料 5,370円/月
(65歳払)総支払額(65歳)   200万
     現時点払済み保障額 <280万>
     65歳解約金     (220万)
終身生前給付 保障 500万 保険料 7,100円/月
(65歳払)総支払額(65歳)   264万
     現時点払済み保障額 <270万>
     65歳解約金     (265万)
養老保険 保障 400万 保険料 6,788円/月
(65歳) 総支払額(65歳)   252万
     現時点払済み保障額 <240万>
     65歳満期金     (400万)
             計(3,055万)
※上記に医療関係の特約は一切無し。
※終身がん保険は夫婦共:別途加入(100万/日額2万)
※医療保険は全労済:医療タイプ+終身に夫婦共加入(9千円/日額)
    〃 CO-OPたすけあいに妻のみ女性タイプ(3千円/日額)
 (共済の保障は70歳以降小額となりますが貯蓄で対応を考えています。)
※保険の目的=加入当初は家族への保障重視〜現在は老後資金の柱に

かんぺさん ( 岐阜県 / 男性 / 47歳 )

大村 貴信 専門家

大村 貴信
ファイナンシャルプランナー

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考え方のスイッチが必要かも知れません。

2008/08/05 07:51
( 3 .0)

かんぺさま

はじめまして、保険給付に強いFP大村貴信と申します。

しっかりとした保障と知識をお持ちになっていると思います。とてもすばらしいです。
よく勉強されています。

そこで、保険についても認識を今一度考えてみてはいかがでしょうか?

保険は、何の目的でご加入されているのでしょうか?

もし、投資目的であるならば今お考えの方向でお悩みされているのも頷けます。

お宝保険という予定利率のよかった時代の保険については、個人的には保障の意味をしっかりと
認識されて活用されてみてはいかがかなと思います。

保険という金融商品が最も役に立つのは相続の場面です。それは、被保険者がお亡くなりになるときです。利回りとか利率とか議論されますが、相続対策として活用でき、そのときの利回り等では
他の金融商品では太刀打ちできないメリットがあります。

よくFPが表面利回りのことを論じてますが、最も重要なのは、その方の人生や夢や想い、ご自分やご家族等愛する者への思考を慮る必要があると思います。

その上で、どの商品が欲しいのか、必要か、そして保険を含めて本来の商品価値をどう活かすかを考えるべきと思ってます。

私見で申しますと、今の保険の本来の価値を活かすために今後のかんぺ様の人生の目標や夢や生き方を考えて、今ある保険がどのように役に立つかを考えてみてはいかがでしょうか?相続という観点も視野に入れてみてください。それが、お宝保険の最もお役に立つ場面になるかも知れません。

かんぺ様にとって最高の安心できる保険が備わりますように!

評価・お礼

かんぺ さん

回答ありがとうございました。

>保険は、何の目的でご加入されているのでしょうか?

加入当初とは異なり、今は老後の為と思ってかけ続けています。

>今の保険の本来の価値を活かすために今後のかんぺ様の人生の目標や夢や生き方を考えて・・

よくFPの方は仰いますが、
単に<老後の生活にゆとりを持ちたい>では駄目でしょうか?

夢が具体的にならないと駄目なんでしょうか?

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