DVと依存症の関係について
心と体・医療健康 心の不安・性格改善 2008/01/12 21:51年末に友達になったばかりの女性に相談され、重大かつ深刻なDV被害者であることがわかり、あるところに匿っています。ただ、この女性は、DVから逃れられたのはいいのですが、借金もあちこちで、少額ずつあり、金銭にも困っています。金銭の相談には、のれないのですが、私も以前、彼女のような状況になり、実家に助けを求めました。しかし、彼女の場合、実家とは絶縁状態で、居場所もなく、捨てられた猫のような存在です。お酒もタバコも呑まないのですが、ただ昼間とか、夜は眠れないからとかで、民放のテレビを無心に見ています。働きたいとはいうものの居場所がわかると、いけないので、今はなりを潜めている状況です。何度か民間や行政のやっているDV避難所にも行ったそうですが、また男の元へ戻るのを繰り返してしまっていたそうです。『甘え』がかなりあります。けど、恐らく彼女の両親、特に母に生育暦をお聴きする中で、甘えさせてもらえなかったのだと思います。心配なのは、抑うつのような状況と、自己臭恐怖症があると思います。田舎なので医者が遠いのと、彼女に交通費が、非常に高いハードルになっています。どうすればいいのでしょうか?このままでは、私が、この課題のために振り回されてしまいそうです。何か行政のできないやらないことをやって差し上げてるような気がしています。
ひびきさん ( 長野県 / 女性 / 41歳 )
DV被害者の友人に対して
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''DV被害者''のご友人から重大かつ深刻な相談をされ、対応に苦慮されているとのこと、心よりお見舞い申し上げます。
彼女は''抑うつや自己臭恐怖''もあるようですから、速やかに精神科の治療を受けられるべきでしょう。経済的にも困窮されているようでしたら、福祉事務所にご相談の上で対応されてはいかがでしょう。
そして、ひびき様は行政の代行をしすぎることなく、福祉や医療へのご紹介をしたところで、後はご友人としてのお付き合いの留めることが無難でしょう。ともすると、援助しすぎることが''「共依存」''につながることがあるからです。
共依存とは、相手との関係性に過剰に依存し、その人間関係に囚われている状態を指します。一般的に、共依存者は''自己愛や自尊心''が低いため(一見、高いように見えますが)、相手から依存されることに対し、存在価値を見出し共依存の関係を形成すると言われています。
共依存を引き起こさないためには、共依存を引き起こす者と接する場合、''一定の距離''を取り、個人的な関係にならないことが必要です。これは医療・福祉従事者においても指摘されていることで、ともすると摂食障害やアルコール依存症、そして''境界性パーソナリティー障害''の治療に携わる治療者が注意すべきと言われています。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。
茅野 分(銀座泰明クリニック)
評価・お礼
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ひびき さん
返信が遅くなり、大変ご心配をお掛け致しました。ひびきと申します。
助かりました。
ほんとうにありがとうございます。
認知療法にも、私自身取り組んでみたく思います。ありがとうございました。