気分変調症
心と体・医療健康 心の病気・カウンセリング 2007/11/29 10:17会社を休み始めて半年経ち「抑うつ状態」と主治医から言われていた夫が「気分変調症」と新たに診断されました。
ネットなどで調べると2年以上かかります・・・と読んでいくと悲観的になってしまいます。
私に当り散らすこともあり「病気のせいだから」と自分に言い聞かせ、子ども達に影響が出ないように耐えています。
離婚を言い出してみたり、全てを私のせいにしてみたり。
主治医は「気分変調症は家族に当たり散らすのが特徴だから仕方ない」と言います。
私も姉や友人に話をきいてもらい、発散するようにしていますが、ついに私も体が動かなくなり「軽いうつ」と言われました。
私の主治医には、主人の事も説明し「あなたが家族を支えているのですね。よく頑張っていらっしゃいますね」と気持ちをわかっていただけてとても楽になります。
今後、私達家族はどうなるのか不安もあります。
まず、主人の病気はどのようにしたら少しでもよくなるのでしょうか?
今の主治医は、あまり話を聞いてくれず不安です。
主人の服用薬は、トレドミン、デパス、リスパダールです。
補足
2007/11/29 10:17重ねて質問させて下さい。
今、主人の機嫌が悪く手におえません。
これはうつの波というのでしょうか?
子ども達の成績が悪いのは私のせいと攻め立て、私が作った夕食は食べずにトイレに流してしまいました。
自分は外食しているようです。
離婚も言い渡されましたが、病人の言う事だと思い私は取り合いません。
以前は優しかった主人が、気分変調症でこんなに人が変わるものでしょうか?
別人になってしまった気がしてなりません。
ボーダーなどの他の病気ではないか心配になってきました。
emisukeさん
最近のうつ病
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ご主人が気分変調症と診断・治療を受けられているものの、奥様へ当り散らしお困りとのこと、心よりお見舞い申し上げます。
''気分変調症''とは軽症・慢性のうつ病の新たな定義ですが、精神科医の間では「最近のうつ病」として注目されています。英語名であるディスチミアを用いて、''ディスチミア親和型うつ病''とも呼びます。
このうつ病の特徴は従来のメランコリー親和型と比較して、''若年者''に多く、''他罰的''な態度を示し、''性格因''が強いことです。従って、治療としては服薬・休養のみならず、性格改善を目指した精神療法的な働きかけが必要です。これはかなりの時間と労力を要します。
つきましては現在の主治医または他の精神科医の助言に従いながら、根気強く対応していただけると幸いです。奥様お一人ではご負担が大きいようでしたら、ご主人の親御さん・ご兄弟、ご友人・同僚など''周囲の方々のご援助''も要請しましょう。
ディスチミ親和型うつ病はじめ最近のうつ病に関しては拙著コラムもご一読していただけると幸いです。この病気は患者様もさることながら、周囲の方々も大変なことと、改めてお見舞い申し上げます。どうぞ宜しくお願い致します。
茅野 分(銀座泰明クリニック)
評価・お礼
emisuke さん
ありがとうございます。
先生により、こんなにも丁寧に説明していただけるなんて不思議な感じです。
頑張ってみます。