幼い頃からのくせについて。
心と体・医療健康 心の病気・カウンセリング 2007/11/27 12:12幼少の頃から、気がつくと物の角を触っている癖があります。
手近にちょうどいいものがない時は、紙などを折ってまでして角を作り、指先で触ってしまいます。
また、唇で角を触ることもあります。
子供が生まれたので、なんとかこのみっともない癖を治したいと思っているのですが、どうしたら治すことができるのでしょうか。
やろうとしたら我慢するのが最善の方法でしょうか?
宜しくお願い致します。
りかかさん ( 宮城県 / 女性 / 28歳 )
幼い頃からの癖
幼い頃から物の角を触る癖がありお恥ずかしいとのこと、心よりお見舞い申し上げます。
客観的にはさほど「みっともない」ように思えませんが、お恥ずかしいようでしたら、止められることを応援いたします。止めたくても止められない癖というのは精神医学的に''強迫行為''に近いでしょう。おかしいと分かっていながら(''自我違和感''と言います)止められないために、苦痛が伴います。また''強迫観念''もあり、イメージや考えが繰り返し頭に浮かび苦痛を覚えます。
このような''強迫性障害''の治療には、脳内の神経伝達物質セロトニンの働きを高める''SSRI, Srotonin Selective Reuptake Inhibitor''が効果的といわれています。これを服薬した上で、強迫行為や観念を意図的に止める''エクスポージャー''を行うことで相乗作用をもたらします。
これらは''精神科を受診''して''主治医と協力''の上で段階的に行います。つきましてはご都合の良い時にお近くの診療所や病院を受診していただけると幸いです。どうぞお大事にして下さい。
茅野 分(銀座泰明クリニック)
補足
銀座泰明クリニックのリンクは以下へ移転しました。
http://ginzataimei.com