統合失調症の兄弟への遺伝について
心と体・医療健康 心の病気・カウンセリング 2007/10/10 18:00彼の兄が10代の頃に統合失調症と判断されました。発症年齢のピークが思春期〜30歳になっていますが、私の彼は今年で30歳になります。兄弟間では発症率が約10%となっていますが、発症年齢のピークを越えていても確率は10%と変わらないのでしょうか。むしろ発症年齢ピークを越えれば兄弟の発症率(10%)は下がることはないのでしょうか。下がるとすればどのくらいの発症率になるのでしょうか。今後、歳をとっていくなかで彼が統合失調症にならないか心配です。兄弟両方とも発症するケースは、発症年齢のピーク時に兄弟両方発症したケースが多いのかどうかわかれば教えてください。
きたみなみさん
統合失調症の遺伝と発症
彼のお兄様が統合失調症で、彼も発症しないかご心配とのこと、心よりお見舞い申し上げます。
ご提示の同胞発症率10%という数字は統計上の数字で必ずしも彼にその危険性があるとは限りません。しかも彼は既に30歳となり男性の好発年齢である''10代後半〜20代前半''を過ぎています。発症の可能性はかなり低く、万が一、発症されても軽症でしょう。
つきましてはそれ程のご心配はなさらずに、ご交際していただけると幸いです。統合失調症に関してはすまいるナビゲーターがとても詳しいのでご参照ください。どうぞ宜しくお願い致します。
茅野 分(銀座泰明クリニック)
補足
銀座泰明クリニックのリンクは以下へ移転しました。
http://ginzataimei.com