辻畑 憲男(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「今のままでいいでしょう。」 - 専門家プロファイル

辻畑 憲男
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します

辻畑 憲男

ツジハタ ノリオ
( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
株式会社FPソリューション 
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医療保険について

マネー 生命保険・医療保険 2007/02/21 16:36

度々、質問させていただいています。
主人と私の医療保険に入っていますが、今お互い31歳でガン保険と、入院(ケガ・病気)などの保険に加入していますが、終身で入っていて、掛け捨てなのでそんなに高くはないのですが、死ぬまで払い続けないといけないので、少し高くなっても60歳くらいまでの払い済みの保険に変えた方がいいのか、悩んでいます。
60歳過ぎてからの収入はほとんど、見込めません。
宜しくお願い致します。

わかっちさん ( 長崎県 / 女性 / 31歳 )

辻畑 憲男 専門家

辻畑 憲男
ファイナンシャルプランナー

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今のままでいいでしょう。

2007/02/21 20:03

にんぷさん
こんにちは。
?FPソリューションの辻畑と申します。
医療保険、がん保険などの短期払いの保障が一生涯のものがありますが、終身払いのほうがいいでしょう。

その理由としてはふたつあります。
1点目は、60歳払いと終身払いの総支払額を比較すると60歳払いのほうが保険料が高くなり70歳から73歳ぐらいまでは多く支払うことになります。その分終身払いのほうが差額分をためられます。
現金のほうが保険より制限がなく自由が利きます。

2点目は、インフレリスクを考えてください。物価の上昇リスクです。物価が上昇するということは、貨幣価値が下がるということです。簡単に言うと現在5000円出せば入院できたところ10000円支払わなくては入院できなくなるというリスクです。30年後の100万円の価値です。例えば一日入院10000万円とした場合に短期払いですと先にお金を払ってしまうので給付受けるときに貨幣価値が下がっていたら、大損する可能性があります。終身払いですと確かにもらう価値は下がるので同じですが、支払う保険料の価値も下がるのでこれは問題ありません。貨幣価値の下がった分は現金でカバーが可能です。

いろいろ書きましたが、保険は長期です。インフレリスクについては十分注意しましょう。

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