辻畑 憲男(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「保険の考え方」 - 専門家プロファイル

辻畑 憲男
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辻畑 憲男

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( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
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医療保険に対する考え方

マネー 生命保険・医療保険 2014/05/07 12:41

医療保険に対する考え方でとても迷っています。
加入すべきという意見と加入すべきでないという意見、
両方あるようですが、多くの専門家の方の意見はどうなのでしょうか。

私が今迷っている方向性としては、以下のような感じです。
特に35歳女性(妻)の保険で悩んでいます。

1.60歳(又は65歳)払込終了の終身医療保険に加入
  ※保険料は月額2300円程度。現在加入中で先進医療特約がないので、
   見直し検討中(旧CURE)。新CUREで入り直すか?ただ入り直すと
   一日5000円60日の保障で月額3000円近くになる。

2.オリックス生命のリリーフWに加入(65歳払込)
  ※一日3000円で死亡保障150万円の内容。保険料は月額3300円。
   総支払保険料より死亡保障が高いので、損をしない。死亡保障がない妻には
   最適かもと悩み中。ただ、ちょっと保険料が高い。一日3000円でいいのか?

3.65歳までは県民共済の入院保障2型に加入。老後は貯蓄で対応。
  ※老後に医療保険がなくなるのがちょっと不安。死亡保障もなくなるので、
   葬式代をどうすればいいか。

4.加入せず、全て貯蓄で対応。
  ※本当に大丈夫なのか不安。

ちなみにがん保険は終身で富士生命のがんベストに入っています(先進医療付)。
いかがでしょうか。それぞれについて専門家のご意見を伺えたらと思います。

よろしくお願いします。

たかとらさん ( 岡山県 / 男性 / 35歳 )

辻畑 憲男 専門家

辻畑 憲男
ファイナンシャルプランナー

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保険の考え方

2014/05/07 17:30
( 4 .0)

こんにちは。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。

奥様の医療保険だけではなく、死亡保険もですね。
まず保険加入目的を考えましょう。
保険は万が一のときにお金に困るから加入するのです。将来にわたってお金に困らなければ加入する必要はありません。
よって、奥様が入院されたときに預貯金などでカバーでき、そのお金がなくなっても生活が困らなければ、加入する必要はないでしょう。もし困るのであれば加入したほうが安全です。
保険会社がどこがいいのかについては、女性疾病特約や三大疾病特約などどんな特約をつけたいのかにより変わってきます。
保障期間は一生涯を選んだほうがいいです。ただ、医療保険はどこもインフレリスクには対応していないので保険料の払込期間については60歳払い(65歳払い)などの先払いをするよりも終身払いを選び、差額分を預貯金で貯めていったほうがインフレリスクには対応できるでしょう。

死亡保険の目的は、葬儀費用の準備資金ですか。
これは保険でカバーされたほうが、総支払額も少なくいいです。
死亡保険に関してはインフレリスクをヘッジする保険(変額保険(終身型)や利率変動型終身保険など)があるのでこの種類を選ぶといいです。こちらは、インフレリスクをヘッジしているので60歳払い(65歳払い)などの短期払いを選ぶといいでしょう。
人間必ず死ぬので保険期間は終身にしましょう。


具体的なアドバイスについては、お会いしてもっとお話をお聞きしないと難しいです。
お近くの独立系のファイナンシャルプラナー(国際資格CFP保持者)にご相談されるといいかもしれません。NPO法人日本FP協会でご紹介しております。

評価・お礼

たかとら さん

2014/05/07 18:00

早速の回答ありがとうございます。
目的を明確に、まさにその通りだと思います。そこが絞れていないから、
迷うのかもしれません。
医療保険を考えるにあたっての心配は老後の医療費と貯蓄に対する負担です。
我が家は基本的にシングルインカムで、妻はパート勤めのため、それほどの
貯蓄ができるか、余裕があまりない気がしています。
そのため、医療費は貯蓄対応できればいいという一方で、他に資金が必要に
なる可能性を考えると、できるだけ安い保険料で、一生涯の医療保障を
考えたいというのが正直な気持ちです。これが目的と言えるかもしれません。

なので、保険未加入の選択肢は低いです。一番悩んでいるのは、2と3の
選択肢の間で揺れているといった感じでしょうか。
共済とリリーフWの差額を貯蓄することでも対応ができるのかもという頭が
どこかにあり、決めきれていない感じです。1はいいのですが、死亡保障が
ないので、別で用意すると総額が増えてしまい、家計に負担がかかるなと
感じています。
もう少し頭を整理してみようと思います。ありがとうございました。

辻畑 憲男

2014/05/08 11:53

評価ありがとうございます。
インフレリスクも考慮し検討してみてください。
また何かございましたら、お気軽にご相談ください。

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