山口 京子(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「解約時は気をつけて!」 - 専門家プロファイル

山口 京子
家計管理から、保険、お金をふやす運用までアドバイス。

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ヤマグチ キョウコ
( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
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手取り減、保険と貯蓄についてご相談します

マネー 家計・ライフプラン 2009/06/14 23:16

会社員の夫35歳と専業主婦の私30歳、子供が5歳と3歳という家族構成です。
6年前新築マンションを購入し、ローンも残っています。

3年ほど前に某生命保険会社のライフプランナーの方と相談の元、夫の生命保険に加入しました。
がん保険、医療保険、老後資金の蓄えも兼ねてと変額保険に入り、現在月の保険支払額は4万3千円、他にも年払いの保険が学資保険を含めて20万円あります。

奨められたまま契約したわけではありませんが、貯蓄を兼ねているとはいえ支払額は高いと思います。
先日別の保険会社に勤務する身内に保険内容を確認して貰いましたが十分な保険内容と言うことでした。

ただ、このご時勢で30万円〜35万円ほどあった夫の手取りは昨年12月から残業カットで20万円になりました。
私も2月から扶養内でパートをしていましたが、子供たちが小さい為
夏休みを前に退職する運びとなりました。

単純に月20万円では2人の私立幼稚園代と住宅ローンも重く、まかないきれません。

保険に貯蓄性を持たせた為、月々の貯蓄はほとんど出来ていないのが現状で、現在貯蓄額は子供名義を除き50万円もありません。

手取りは残業が解禁となれば戻るかもしれませんが、このような事態を機に現状の保険の支払額、貯蓄性の無さは問題なのではないかと不安で仕方ありません。

漠然とした内容で恐縮なのですが、ずばり保険に頼りすぎなのでしょうか?
一般的に私共の様な家族構成の場合、ローンがあってもどのくらいの貯えを手元においておくのが理想なのでしょうか?

今はなんとかして乗り切らなければいけないとして、この不況を
今後の糧に一度家計をしっかり見直したく、何かアドバイスがありましたら宜しくお願い致します。

提示している情報が不足でしたら申し訳ございません。

tyukhmdさん ( 愛知県 / 女性 / 30歳 )

山口 京子 専門家

山口 京子
ファイナンシャルプランナー

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解約時は気をつけて!

2009/06/17 01:24
( 5 .0)

はじめまして
36社の保険を取り扱う
ファイナンシャルプランナーの
山口京子です。

保険って、いい保険も悪い保険もないんですよ。

もしtyukhmdさんのご主人に万一のことがあれば
唯一ご遺族を救えるのは、
保険ですから。

貯金だと大きなお金を、すぐに用意はできないけれど
保険なら、加入した次の日に何かあっても
大きなお金が受け取れます。

でも、保険料が払えなくなるほどの「高い保険」も
困りますね。

学資保険は、途中で解約すると
返戻金(戻ってくるお金)が低いということを
考えて解約してくださいね。

変額保険は、投資先にもよりますが
昨年のリーマンショックで
大幅に返戻金が下がってしまっているケースも考えられます。

解約前に確認してみてください。

そして、払い済み、一部解約、全部解約をする前に
もし、新たな保険に入るなら
そちらに加入してから、解約等の
手続きをしてくださいね。

無保険の期間に何かあっては大変です。

お子さんが小さいと働くのも
大変かもしれませんが、
リスクに備えるという意味では
できるだけ早いうちにお仕事に戻られると
いいですね。

収入の少なくなってしまったのは
保険も含め、お金のことを考える
チャンスだと思ってこれを機会に
将来必要なお金のことなど、
プランを立ててみてください。

ピンチがチャンスになりますように!

補足

お返事と、その後のご報告ありがとうございます。

元気な時に保険が見直せてよかったですね。

終身で必要な死亡保障は、お葬式代(平均350万円)と遺族が
身辺整理をしたり、いつものようには働けない期間の
お金と考えると、今回見直しをなさった
500万円はとてもいい保障額だと思います。

きっとご加入の時は、
「これで運用がうまくいったら、将来は
半分解約して老後のお楽しみに」という
計画だったかもしれませんね。

先のことはだれにもわかりませんので
今回、保険やお金を見直す行動を
すぐにとったtyukhmdさんは、立派です。

どうか、この調子でわからないことは
専門家に聞いて、自分で決断していってくださいね!

がんばりゃ〜よ〜
(名古屋出身のFP山口)

評価・お礼

tyukhmd さん

親身なお言葉ありがとうございました!

早速昨夜保険会社のライフプランナーに来てもらい、変額保険を1000万円から500万円にし、家族収入保障の特約を解約。特約の半額の保険料に当たる収入保障の保険に加入するという月額11000円の減額措置をとりました。
ご指摘いただいたとおり無保険期間にならないようにちゃんとしてくださるとのことなのでひとまず安心です。
返戻金は確かに10万円にも満たなかったですし、身内の保険関係者にも今は変額はさわったらダメと言われていましたが、保障をキープして減額するにはここしかないとのことだったので即決しました。

貯蓄性の高い個人年金(10年前に加入)と学資保険は月6万円の保険支出から外して貯蓄と考えても良いのでは?とも言われました。
おっしゃるとおり学資保険は満期にならなければ返戻金もろくにないし、必ず必要になるお金だから…と。

それでもまだ月29000円の保険料、でも今は子供が小さいので保障を削ることは奨めれないとのことで昨日は終わりました。

あとは住宅ローンが旧金融公庫でほとんど組まれているので、借り換えをして支出を抑えようと言うことに。

他には10月になれば社会保険料がおそらく2万円ほど下ると思うのでそれを期待しています。
(と、昨日地方税が6000円上がったんですが…苦笑)

本当に、仕事も九月になったら何か始めなくてはと思いつつも、そう考えれば考えるほど子供が幼く自由が利かないことで焦ってしまい、そんな気持ちで子供と長く接する夏休みを迎えたくなかったので、このピンチをなんとかプラスに転換させたいと思っています!

温かいお言葉と、保険に入りすぎていたことが全て悪いわけではないと言うことも救われた気がしました。

本当にありがとうございました。

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