岡本 陽子(キャリアカウンセラー)- コラム「言葉をひらき、気持ちをひらく、そして人生がひらく」 - 専門家プロファイル

岡本 陽子
働く気持ちの体力を回復し、気持ちを整えていくキャリア相談

岡本 陽子

オカモト ヨウコ
( 大阪府 / キャリアカウンセラー )
株式会社fanfare 代表取締役
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言葉をひらき、気持ちをひらく、そして人生がひらく

- good

2021-10-22 14:56

言葉をひらくということ

言葉をひらくとは、相手が発する言葉をひろって、その奥底にある言葉の裏側を感じ取り、言葉にして返していくことだ。

寂しさ、悲しさの裏側には、悔しさが隠れていたり

周りに流されやすいという悩みの裏側には、相手の意見を尊重している姿勢を持っていたり

わがまま、マイペースなどマイナスに感じている性格や特徴の裏側には、ブレない軸を持っている、周りに流されない軸があるなどプラスの面もある。


言葉をひらくとは、そのような相手が思い悩む領域内にある言葉から、違った視点から俯瞰して新しい言葉にひらいていくことだ。その言葉のひらきは結果として同じ意味になることはあるけれど、それまで本人の頭に浮かばなかった言葉をひらいて返していくことで、今まで感じていなかった「気づき」を与えるきっかけになる。


気持ちをひらくということ

言葉がひらいたことで得た気づきは、自然に気持ちもひらいていくことが多い。


それまでずっと、強張っていた表情が

それまでずっと、何かに焦りながら話していた話しのテンポが

緩やかに柔らかさとゆったりとした雰囲気に変わっていく。


気持ちが閉じていると、行動しても上手くいかないし、コミュニケーションエラーも多くなる。

その気持ちを閉じている原因は、

もうこれ以上傷つかないために、自分自身を守るためなのかもしれない。

周りから攻撃されないように、自分自身を隠しているのかもしれない。

周りに期待しすぎないように、自分でブレーキをかけているのかもしれない。


このように気持ちを閉じてしまうことがある。でもその閉じ方はやっぱり苦しいし、ときに寂しい。だから誰かに話して気持ちをひらく時間はとても大切な時間であり、その場所がキャリアカウンセリングの場だと私は思っている。


気持ちがひらくと、五感がひらく

「こころと身体はつながっている」と言われるように、気持ちがひらくことで、身体や五感も変化していくことは、今までの相談者からの声から実感している。

この数か月眠れない日々が続いていたけれど、カウンセリング後は身体の緊張がほぐれたのか、本当に久しぶりにぐっすり眠れました。
緊張の糸が切れたように背伸びしなくても良い自分に気づき、気持ちだけでなく身体も何だか軽くなった気がしています。カウンセリング後にコーヒーを飲んだのですが、いつものコーヒーがとても美味しく身体の芯まで温まる実感を感じました。
いつも過ごしている日常の景色が、何だかクリアになった気分です。景色の色も今までよりも鮮やかにうつり、気持ちの温度も上がった気がします。

いつもの日常が新しい日常に変わっていくことが、身体から、五感で実感していく。

このような体感する言葉をもらえることは正直嬉しいし、やりがいになる。


人生をひらいていくための、気持ちを整える時間

気持ちを安心・安全にひらける時間・場所があることは、こころの健康度を高め、より良い人生を過ごすために必要なことだ。それは、身近な周りにあればそれで良いし、なければ外部に頼ってみてもいい。

家族や職場など身近だからこそ、気持ちをひらけないことだってある。

だからこそ、気持ちが閉じてふさぎ込んでしまう前に、いつでも言葉をひらき、気持ちをひらく時間・場所である活動をしていきたい、それが私の仕事であり役目だと思っている。


言葉をひらけば、気持ちがひらく

気持ちがひらけば、五感がひらく

五感がひらけば、人生がひらく


誰もが健やかに豊かな人生がひらいていけるようになれたら嬉しい。

より良い人生をひらいていくために、気持ちを整える時間を創ること、それがキャリアカウンセリングの時間であり、私の仕事だ。

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