真山 英二
サノヤマ エイジ違反建築
住宅・不動産 住宅・不動産トラブル 2009/11/20 00:26容積率超過の築15年(在来工法)のアパートを検討中です。
空き室を内覧したところ、クロスに大きな亀裂が入っていました。(片面の壁は天井から床までと窓枠の両側、天井から窓枠まで30センチぐらい、いずれも亀裂の片側が2ミリぐらい盛り上がり、ギザギザしているように見える)
違反建築をしているということは建物の内部構造(耐震性など)にも違反があり得るのでしょうか?
建材の収縮による亀裂ならよいのですが、歪みが原因だとしたら、気になります。
また、引き戸も少し歪んでいて、動きがスムーズではありませんでした。このような建物を購入してもよいのでしょうか?
ご回答、よろしくお願いいたします。
パダさん
中古物件の購入について
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ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
今回の建築が、
当初から建築基準法を逸脱している違反建築なのか、
建築当時は適法で法令の改正等により適合しなくなった
既存不適格物件なのかどちらか確認してください。
金融機関の融資を使用する際などに、
違法建築なのか既存不適格なのかによって
融資の可否が決まるケースがあります。
構造の違反等に関して、完成した状態では
実質的に判断をすることができません。
非破壊検査等で、筋交い等の構造物が確認できても
それがきちんと接合しているかどうかに関しては
実際に壁を剥いで確認をしなければなりません。
現場を見ていないので詳細は分かりませんが、
中古物件では、建物のゆがみ、クロスの割れ等
のない物件はないのではと思います。
程度問題だとは思いますが、もし心配であれば
購入前に専門家によるホームインスペクションを
実施する方法もありますので、
一度検討してみてはいかがでしょうか。
最終的に購入をしても良いのか、止めた方が良いのかは
直感に頼るところが大きいと思います。
少しでもお役に立てれば幸いです
評価・お礼
パダ さん
ご回答ありがとうございました。
ホームインスペクションを実施する方法もあるということなどで、少し安心しました。もう少し検討してみたいと思います。