真山 英二(不動産コンサルタント)- Q&A回答「金利上昇リスクについて」 - 専門家プロファイル

真山 英二
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真山 英二

サノヤマ エイジ
( 神奈川県 / 不動産コンサルタント )
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住宅ローン思案中・・・

マネー 住宅資金・住宅ローン 2009/11/03 17:06

こんにちは。住宅購入検討中です。
・物件価格(税込み)2780万円+諸経費350万円=トータル3130万円、自己資金は230万円、ローン金額2900万円といった感じです。(ボーナス払いはしない予定です)

夫35歳、子供はいません(計画中です)、夫の年収は約500万円、私はパートですのでいずれ辞めます。

35年の変動金利で考えていますが、これから金利は上がると聞きます。どういった考え方がベターですか?アドバイスお願い致します。

BB妻さん ( 三重県 / 女性 / 31歳 )

真山 英二 専門家

真山 英二
不動産コンサルタント

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金利上昇リスクについて

2009/11/03 20:50

ハッピーハウスの真山(さのやま)です。

住宅ローンの選択で、変動金利が良いのか固定金利が良いのか、
意見が分かれるところです。

最近は団信相当分の金利を組み込んだ固定金利で
試算しても3%を切るケースがあります。
また、変動金利については、通期で1.5%の金利優遇が
付くケースがあります。

まずは、変動金利の際に、どの程度の金利優遇が付くのか
確認をしたら良いと思います。
通期で1.4%もしくは1.5%の金利優遇が付くのであれば、
かなり極端な金利上昇シミュレーションをしてみても
変動金利が有利になる場合が多いと思います。

逆に金利の優遇が付かない場合であれば、
固定金利で一番低い水準のものをお薦めします。

変動金利にした場合、今後の金利上昇リスクを
考慮しておく必要があります。
金融機関は、審査金利として今後の金利上昇リスクを
考慮して審査を行います。
現在の都市銀行の審査金利は、3.55%〜4.00%になっています。

「BB妻」さんのご主人の年収500万円だけで、審査金利4.00%として
借入金2900万円に対して返済比率を計算すると30.8%となります。
金融機関での返済比率は35%以内であれば融資の承認を行いますので
特に問題のない水準にあると思われます。

金利の優遇が1.4%以上付くのであれば、
変動金利で繰上げ返済を積極的に行う方法を
お薦め致します。

少しでもお役に立てれば幸いです。

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