ハッピーハウスの真山(さのやま)です。

今回のケースでは、
土地と建物の住宅ローン契約(金銭消費貸借契約(金消契約))が
土地と建物で分かれているのかどうかがポイントになります。

金融機関は、金消契約毎に勤め先へ電話での在籍確認を行うのが一般的です。
また、金消時に健康保険証の原本を提示させるケースもあります。

今回、土地を先行して購入し、そのあと建物を建築します。
土地部分の金消契約と建物の部分の金消費契約が分かれているのであれば、
建物の金消契約の際に、転職がわかってしまうと思われます。

同業種とはいえ、フリーランスでは自営業者扱いになるため、
当初の条件での融資は難しいと思われます。
最悪の場合は、金融機関から土地への融資部分の一括返済を求められます。

奥様は正社員で年収500万円とのことなので、
金融機関との協議になると思われます。

机上の計算で、
年収500万円、審査金利4%、借入期間35年、返済比率35%とすると
借入可能金額は、3290万円程度となります。
仮に「mi2」さんの収入を185万円程度金融機関で認めてもらえれば
4500万円の借入に届くと思われますが、自営業に転職したばかりだと
それも厳しいものと思われます。

土地と建物の金消契約が一つで、段階実行されるのであれば
このまま融資が行われることもあるかもしれませんが、
金消契約が2つになっている場合は、正直に銀行に
話をして、今後の対応をとってください。

なるべく円満に解決されることを願っております。