真山 英二
サノヤマ エイジ住宅ローン審査時におけるキャッシング履歴の影響
マネー 住宅資金・住宅ローン 2009/10/28 21:31住宅購入を考えるにあたり
住宅ローンの検討をしましたところ
心配な点があり ご相談いたします。
下記の場合、住宅ローン審査は通りますでしょうか
・夫 年収540万円 勤続年数5年(非上場)
・購入希望住宅 3800万のマンション
・頭金 200万+諸経費 ・銀行借入希望 3600万
・3年前までに数年に渡りにクレジットカード会社計4社よりキャッシングの経験あり。
(支払いをリボ払いにしていたため最大200万くらいはあったかと思います)
・2年ほど前に完済(支払いの遅延・催促等はなし)。
・カードは全て一度解約
・現在所有のクレジットカードは1枚(キャッシング機能なし)。
以上のような状況の場合、審査に通る可能性はあるのでしょうか?
また、一度仮審査を受けてみようかとも考えておりますが、もしそこで審査に落ちた場合、その結果が数年後に再度審査を受ける時の支障になったりするのでしょうか?
専門家の方のご意見をお聞かせ下さい。
宜しくお願い致します。
たぬきたぬきさん ( 東京都 / 男性 / 28歳 )
住宅ローンの審査について
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
金融機関における住宅ローン審査は、
人の審査(属性、支払能力等)と物件の審査(担保評価)の
2つに分かれます。
担保評価において、居住用の住宅ローンであれば、
再建築不可物件や違法建築物件でなければ
問題はないと思います。
人の審査においては、勤続年収、勤務先、年収、
家族構成等で支払能力を総合的に判断します。
その中で金融機関は返済比率を重視します。
返済比率とは、年間のローン支払額を年収で
割ったものをパーセントで表した比率です。
キャッシングによる借入や、オートローン等の
その他借入がある場合には、同じ年収でも
ローンの支払に回せる分が少なくなるので
返済比率が上がります。
年収が540万円であれば、返済比率は35〜40%に
収まっていれば住宅ローンを組むことはできると
思います。
仮に、借入機関35年、審査金利4%、返済比率35%で、
住宅ローン借入可能金額を概算すると、
およそ3550万円程度になります。
同条件で返済比率を40%まで見てもらえれば、
借入可能金額は4060万円程度になります。
また、フラット35で審査をした場合は
実行金利が審査金利となるので、
10月の金利2.64%で借入可能金額を概算すると
およそ4310万円程度になります。
過去のキャッシング履歴等に関しては、延滞等がなく、
既に解約しているのであれば特に問題はありません。
仮審査の審査履歴に関しても、
数年後に問題になることはありませんので、
まずは、どこかの銀行で試しに審査してもらうのが
良いと思います。
ぜひ、素敵なマイホームを実現してください。
少しでもお役に立てれば幸いです。