真山 英二
サノヤマ エイジマンションを現金購入する際の注意点
住宅・不動産 不動産売買 2009/10/23 09:11初めまして。この度マンションを購入することになりました。
夫婦それぞれ貯めてきた貯金で現金で購入しますが、
夫婦それぞれが購入の際、いくら出したとわかるようにしておかないと税金が違ってくる・・と聞きました。
本当でしょうか?
あまりよくわからないのでその場合の注意点を教えて下さい。
ランラントラコさん ( 石川県 / 女性 / 41歳 )
不動産購入にかかわる税金について
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
個別の税相談は、税理士、税務署等にお問合わせください。
現金で不動産を購入する際には、
出資した金額と同等の持分を保有するようにしてください。
出資した金額の割合と不動産の持分の割合が異なると
贈与税の対象となります。
例えば、ご主人がお金を全額出して、
奥様とご主人の半分半分の共有持分で登記を行うと、
ご主人が奥様に対して不動産を贈与したことになってしまい、
贈与税が課税される可能性があります。
今回、ご主人と奥様がそれぞれの貯金から出資して
マンションを購入されるということなので、
出資割合と同等の持分割合の共有名義で
登記を行ってください。
今回、自己居住用のマンションを購入されるということなので、
いくつかの条件をクリアすれば
(築25年以内で、床面積(公簿)が50平米以上等)
不動産購入にかかわる各種減免措置を受けることが出来ます。
不動産にかかわる主な税金は、
・契約書に貼付する印紙(印紙税)
・登記にかかる登録免許税
・不動産取得税
・固定資産税(場所によっては都市計画税)
になります。
また、売却の際に利益が出れば、所得税(譲渡所得)が
かかる場合があります。
共有名義にしたとしても、上記の税金の金額は変わりません。
お金の出資割合と登記の持分割合を同じ程度にして、
贈与税がかからないようにして下さい。
少しでもお役に立てれば幸いです。