真山 英二
サノヤマ エイジ土地の売買契約について
住宅・不動産 不動産売買 2009/10/14 19:24住宅用の土地を購入するにあたって、現在、指値を入れて購入申込みを入れている状況です。今後は、金額が確定次第、重要事項説明を受けて、売買契約を締結することになりますが、契約書は専門家に確認していただくべきなのでしょうか?留意点などがあれば教えてください。
また、どこの不動産も同じなのですが、申込から契約までの期間をなるべく早く(長くても1週間以内)と言われます。
個人にとって大きな金額の契約になるので、契約内容に不備はないか、加筆・修正すべきことはないかを充分に確認したいと思いますが、1週間以内となると時間が十分に取れず心配になりますが、そのようなものなのでしょうか?
aboutallさん ( 東京都 / 男性 / 42歳 )
土地売買契約での留意点
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ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
不動産契約において、購入申込み(買付)から契約までの期間を
数日から最大で1週間程度に設定するのが一般的です。
正直なところ、
個人の方が事前に重要事項説明書と契約書をもらって
全てを理解することは難しいと思います。
その専門性の高さゆえに、宅地建物取引主任者が
重要事項説明をしなければならないと業法で定められています。
したがって、金銭的時間的余裕があれば、
セカンドオピニオンとして別の専門家に意見を求めるのも良いかと思います。
ただ、仮に仲介業者を信用できないのであれば、
その取引を止めた方が良いと思います。
とにかく契約当日にどんなことでも構わないので不明な点や疑問点があれば、
説明をしている宅建主任者にとことん聞くことが重要です。
現地がわからないので参考でしかありませんが、
土地売買契約の主なポイントしては、
・瑕疵担保責任の期間
・引渡しの状況(古家の取壊し等)
・接道状況(道路の現況等)
・越境等の有無(ブロック塀等の所有権)
・地中埋設物(浄化槽等)
・上下水道、ガス等の地中埋設管の状況
・隣地との覚書、協定書等
などがあげられます。
また、不動産取引の一般的なものとして、
・ローン条項の金額と期間
・引渡しの時期
・手付金の金額、支払方法
なども特殊な条件が付くのであれば注意が必要です。
不動産の重要事項説明書および契約書に関しては、
所属不動産団体のテンプレートを使っている
場合がほとんどです。
「特約事項」に記載されている部分が、
契約書の本文よりも優先されるので、
特に「特約事項」に気をつけてください。
少しでもお役に立てれば幸いです。
評価・お礼
aboutall さん
ご丁寧に回答いただき、大変参考になりました。