ハッピーハウスの真山(さのやま)です。

一般的な不動産売買の流れにおいては、
　・不動産の購入申込み
　・不動産売買契約締結(手付金の支払)
　・住宅ローンの正式申込み
　・住宅ローンの契約(金銭消費貸借契約)締結
　・残代金の支払(住宅ローンの実行、引渡し等)
となります。

現在の住宅ローンでは、諸費用も含めて借入をすることが可能なため、
実質的に自己資金(頭金)がなくても、住宅の購入は可能です。

ただし、上記の流れにおける手付金に関しては、通常、現金で
売主に渡す必要があるため、一時的に用立てる必要があります。
最終的には、住宅ローンおよび諸費用ローンの実行で
手付金相当額の金額が銀行口座に残るため、
結果として自己資金ゼロでの購入は可能です。

また、自己資金ゼロで購入の場合は、土地と建物の実売価格以上の
融資となっていることが多いので、売却の際に、住宅ローンの
残債が売却価格を上回ることが良くあります。

自己資金ゼロで購入は可能ではありますが、
今後の支払計画には十分注意をしてください。


今回のご相談において、建物を建てる土地が
市街化調整地域であることには、注意が必要です。

既存宅地であったり、代替地の権利取得者であれば、
条件次第で、建築が可能となりますが、
原則として市街化調整地域での建築はできませんので、
ご承知おき下さい。

不動産の相場や金額については、地元の不動産業者と
よく検討することをお薦め致します。

少しでもお役に立てれば幸いです。