真山 英二
サノヤマ エイジ手付解除について
住宅・不動産 不動産売買 2009/09/19 18:05建築条件なしの土地を6月20日に2000万円で契約(手付金100万円支払済)
別の業者と建物の工事請負契約を6月21日に契約
土地が前面道路から2メートルほど低いので土地造成費用が当初の見積もりより多くかかり完全に予算オーバーで手付放棄で契約をやめたい旨を8月23日仲介業者に相談しました
仲介業者は売主が契約の履行に着手している状態なので違約金(200万)が発生するとの返答
仲介手数料の支払い義務もあり合計260万円という大金を捨てれないので契約の解除を諦めていました
決済期日が21年9月30日と迫っており本当に手付解除による契約解除はできないのかどこ相談していいのかも分からずこちらに投稿させていただきました。
契約書のひな型は宅建業協会制定のもので特約として
・本物件の164番地2部分は現在市が所有しており、万が一本物件の売主が164番2を取得できないことが明白となった場合は、売主買主協議のうえ決済期日の延長ができるものとします。
・本物件は現在4筆の一部になっておりますが、売主の責と負担により分筆登記を行い地目を「宅地」にして買主に引き渡すものとします。ただし地目違い等により合筆できない場合は2筆に分筆して引き渡すものとします
・本物件の売主は、決済期日までに売主の責と負担により本物件敷地内に水道(20?)、下水(150?)、ガスを引込み、又、本物件への出入り口の為の歩道整備(縁石の切削等)を行うものとします。ただし各機関への申請等に日数を要し、決済期日までに間に合わない場合は、売主買主協議のうえ、工事期間の延長ができるものとします。
等があり仲介業者は「土地を市から買い取る」「下水道の整備」が契約の履行に着手している状態の為契約の解除をすると違約金の対象になるとの説明でした
なお現在上下水道の工事に着工していました
イーストウッドさん ( 大阪府 / 男性 / 32歳 )
現時点では難しいと思います。
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
今回のご相談において、現時点(9月20日)では、9月30日の引渡しのために各種の作業
(上下水道の工事、地目変更登記、合筆等)が進んでいると思われるので、
手付解除は難しいと思われます。
一般的には建物の請負契約の時点で建物の配置や基礎の作り方を確定させるので
その時点で造成の費用に関してある程度の見積もりが出ていたと思います。
予算が合わなかったのであれば、そのタイミングでの手付解除を
申し出るべきだったと思われます。
違約金の金額に関しては、
違約解除でも構わないので解約したいというのであれば、
違約金の減額をお願いしてみてはいかがでしょうか。
契約書の文言としては、違約金の増減は請求できないということに
なっていると思われますが、実務的には、売主買主協議の上、
妥当な金額で対処するケースもあります。
あまりお役に立てなくて申し訳ありません。