真山 英二
サノヤマ エイジ残31年弱、残金2300万の住宅ローンの借り換えについて
マネー 住宅資金・住宅ローン 2009/09/06 15:12現在支払い5年目になる住宅ローンの借り換えについてご相談いたします。
現在の家族構成は私、妻、息子(1歳10ヶ月)の3人家族で、収入は私が年440万(9年目、団体職員、正規)、妻が年70万(パート、正看護師)です。預金はいざという時のための50万円ほどしかありません。クレジットカードは5−6枚所有しています。
ハウスメーカー提携ローンにて借入金2650万当初金利1.15%の2年固定で支払いをしておりましたが、2年後より2.25%(2年固定)、4年後(今年)より2.5%(3年固定)の金利となっています。
借り換えを検討しているのは
1.保障料の必要な農協系住宅ローン(1.7%10年固定、10年後より1.0%金利優遇)
2.事務手数料の必要な外資系住宅ローン(1.95%10年固定、10年後より0.7%金利優遇)
3.諸費用の安いネット系銀行住宅ローン(1.492%変動金利、0.9%金利優遇)
などで、残31年弱となっているローンを25年返済に切り替えてしまおうと考えています。現在のローンは短期のため変動への移行にも問題ないと考えており、諸費用が安いネット系にも惹かれます。10年固定の住宅ローンは農協系が金利に0.23%+0.15%の保障料がプラスされるとされ、ネット系でも手数料等が60〜70万と高く躊躇してしまいます。借り換え時期としては今がいいのか、金利が下がるといわれる年末年始あたりがいいのかというのも興味のあるところです。ご指導願えれば幸いです。
ベニクラゲさん ( 栃木県 / 男性 / 38歳 )
借り替えに対するメリットについて
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
住宅ローンの借り替えには、借り替えに関る諸費用が必要になります。
主なものとしては、元の住宅ローンの一括返済手数料、抵当権の抹消費用、
新しい住宅ローンの保証料、事務手数料等、抵当権の設定費用が
あげられます。
今回の借り替えに関しても、保証料が必要かどうかによりますが、
おそらく30万円くらいから70万円くらいの諸経費が
かかるものと思われます。
新しく借入を行う住宅ローンについてそれぞれ検討が必要ですが、
今回検討している1.7%、1.95%の10年固定期間特約付変動金利、
および1.492%の変動金利では、現状の2.5%からの借り換えで
メリットは出ないと思われます。
今回、借り替えによって、毎月の支払を抑えたいのか、
もしくは、将来の金利上昇リスクを抑えたいのか
目的を明確にしたほうが良いと思います。
将来の金利上昇リスクを抑えたいのであれば、
固定金利のフラット35への借り替えも選択肢の一つに
なると思います。
2009年9月のフラット35の金利は、2.69%となっており、
現状の2.5%3年固定よりも、長期的に見て有利になる
可能性が高いと思います。
少しでもお役に立てれば幸いです。