ハッピーハウスの真山(さのやま)です。

個人信用情報(個信)は、氏名、住所、生年月日の三点で
情報のマッチングを行います。
今回、結婚前の情報に関しては、姓が旧姓であれば
おそらく情報として載ってこないと思います。
ただ、結婚後間もない場合は、旧姓を確認し、
旧姓での個信を照会するケースもあります。

今回、全国銀行個人信用情報センター(KSC)とCICで
問題がなかったとのことですが、金融機関によっては、
あと二つ、CCB、JIC(旧:テラネット)の
情報機関の参照を行います。


いくつかの銀行と全宅住宅ローンで否認されて、
今回東芝の住宅ローンで事前審査がOKということは
2つ可能性があります。

一つは、住宅ローンの借入金額の問題で、物件価格を下げたために
借入金額が下がり、支払能力の判断となる返済比率に収まったケース。

もう一つは、東芝住宅ローンで照会している個人信用情報機関が
KSCとCICだけで、そのほかの信用情報機関を
参照していないケース。

仮に、一つ目の理由であれば、安心して本審査の結果を待てば良いと思います。
しかし、二つ目の理由であれば、もしかしたら否認される可能性が
残っています。住宅金融支援機構では、個信として、CCBも参照するので
そこで問題が残っていれば本審査で否認されるかもしれません。
また、本審査で旧姓での個信をチェックされた場合は、自己破産のデータが
出てきてしまうので、ローンは難しいと思います。

参考までに、官報情報での破産に関する情報は、
KSC、JICで10年間、CIC、CCBで7年間
保有されることになっております。
旧姓での個信をチェックされた場合には、
借入は難しいと思ってください。

少しでお役に立てれば幸いです。