真山 英二
サノヤマ エイジ重要事項説明
住宅・不動産 不動産売買 2009/07/13 21:154月末に不動産売買契約を行い、5月末から新居に入居しています。
入居してから1週間ぐらい経ってから、隣家の臭気管から悪臭がただよってきます。このため、1階は全ての窓・2階はバルコニーに悪臭が来るのでものすごく嫌悪感を感じます。
さて、重要事項説明書には特記事項に「近隣に幹線道路・高速道路・資材置き場・工場・飲食店等があり異臭・粉塵があります。」と書かれていますが、この場合の「等」は民家も含まれるのでしょうか?詳しい方、教えてください。
たけし1112さん
周辺環境について
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
今回のご相談内容において、隣家が通常の民家であれば
「等」には含まれないと思われます。
重要事項説明において、不動産業者が調査する範囲に関しては、
契約の趣旨に照らして、わかる範囲で調査をするのが原則です。
道路、工場、飲食店等がある場合は、ある程度の異臭・粉塵等が
想定できますので、重要事項説明書に記載するのが一般的です。
今回のケースにおいては、売主からの告知事項となります。
売主でなければ分からない事項で、特段の事情があれば、
通常は、重要事項説明書ではなく、物件状況報告書等に記載されます。
今回の契約における物件状況報告書を確認して見て下さい。
今回、隣家の異臭の程度が通常の範囲を超えており、
元所有者の売主もそれによって、生活に影響が出ていたのであれば、
売主の告知義務違反で、売主に責任が問える場合があります。
対応策としては、隣家の臭気管にカバーをかけてもらう、
臭気がこちら側に来ないように壁や衝立を立てる等
の方法が現実的だと思われます。
その際に、費用発生に関して、売主の告知義務違反等があれば、
売主と話し合って費用を負担してもらう等の交渉をしてみては
いかがでしょうか。
少しでもお役に立てれば幸いです。
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