真山 英二(不動産コンサルタント)- Q&A回答「建物の交換でのリスクについて」 - 専門家プロファイル

真山 英二
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サノヤマ エイジ
( 神奈川県 / 不動産コンサルタント )
株式会社ハッピーハウス 代表取締役
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建物の交換

住宅・不動産 不動産売買 2009/07/12 19:03

最近母親の足腰が弱り、家事が困難になってきたため、母親より提案があったのですが、以下の現況で、自分が母親名義の家に住み、母親が自分名義の家に住む事で発生する問題と回避策(問題を放っておいた場合のリスク及び発覚率も含)について、ご存知の方がいらしたら、ご教示頂きたく、お願いします。


■自分の家
平屋築2年 土地100坪、建坪23坪(取得15Mローン残12M)
※土地は父の死後相続

■母親の家
2階建築12年土地60坪、建坪43坪(取得30Mローン無し)
※土地、建物は父の死後相続

kksk0714さん ( 千葉県 / 男性 / 36歳 )

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不動産コンサルタント

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建物の交換でのリスクについて

2009/07/18 20:32

ハッピーハウスの真山(さのやま)です。

自己居住用の不動産で、特定の要件に当てはまれば、
特定居住用財産として、税金の控除や、優遇制度があります。

特定居住用財産に関る控除や、軽減に関しては、

 ・住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)
 ・居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除の特例
 ・長期譲渡所得の軽減税率の特例
 ・特定居住用財産の譲渡損失の損益通算
 ・特定の居住用財産の買換えの場合の長期譲渡所得の課税の特例
 ・特定の居住用財産を交換した場合の長期譲渡所得の課税の特例

などが主なものとしてあげられます。

したがって、建物をお母様と交換した場合には、現在の自分の家に対する
特定居住用財産に関る上記の控除等を受けることは難しくなります。

現実的には、相当なことがない限り、現地調査による居住確認まではしないので、
住民票を移動しないでそのまま自己居住用としているケースも見受けられます。

少しでもお役に立てれば幸いです。

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