真山 英二
サノヤマ エイジ不動産投資での銀行融資の審査基準
マネー 不動産投資・物件管理 2009/07/12 01:44私、近々、転職を考えております。
比較的大規模(従業員 数10名〜100名以上)な会社から、
非常に小規模(従業員 3〜10名くらい)な会社まで視野に入れております。
勤続年数の関係で、しばらく不動産投資の融資が受けれないのは分かるのですが、そこで、質問です。
また、しばらく勤めて、最低勤続年数に達した時、比較的、大規模な会社に就職せずに、非常に小規模な(例えば有限会社など)に就職した場合、勤めている会社の規模というのは銀行の審査基準に大きく影響するものでしょうか?
もちろん、担保や自己資金などの条件によって様々だとは思いますが、勤めている会社の規模だけの話ですると、審査に大きく影響するものでしょうか?
また、営業職の会社員と、技術職(職人など)、運送員などのいわゆるブルーカラーの職業の会社員とでも、やはり、審査に大きく差がでるものでしょうか?
また、審査に受かりやすい職業と受かりづらい職業があったらそちらも、教えていただけますでしょうか?
長くなりましたが、ご回答よろしくお願いいたします。
カツミカツミさん ( 東京都 / 男性 / 32歳 )
不動産投資における審査基準(勤務先)
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
不動産投資に関しての融資審査は、個別の案件に対して、
個別に検討をします。
不動産投資に対する融資は、オーダーメードの融資商品だと
思ってください。
本来であれば、不動産投資の融資において、その支払の原資は、賃料収入です。
しかし、審査の多くは、賃料とローンを組む人の収入(給与など)で、
返済能力を見るため、勤務先に関しては、重要視される項目の一つです。
当然、規模が大きい会社の方が、安定していると判断されます。
また、職種に関してですが、種別よりは、給与の安定性を重視されます。
例えば、歩合給の割合が大きい場合には、給与変動の可能性が
大きいと見られ、マイナスにとられます。
銀行の融資審査に関しては、基本的には減点主義で行われます。
勤務先が大きくて、給与の安定性があればマイナスにはなりませんが、
勤務先が小さく、給与に変動要素が大きい場合は、
当然、マイナスで考えられてしまいます。
最大のポイントは、
銀行融資の審査基準が、融資を受ける時期によって異なるということです。
現在は、不動産投資に対して、非常に厳しい審査となっております。
今から3〜4年前は、かなり緩い審査基準で、容易に借入をすることができました。
したがって、今後景気が良くなり、不動産投資が活発になれば、
融資基準が引き下げられて融資を受けられやすくなりますし、
逆に、Jリートの破綻等が、さらにあれば、不動産投資に対する姿勢がさらに
慎重になり、より審査基準が厳しくなると思われます。
あくまでも、勤務先の情報は、判断基準の一つです。
自分の経験上でも、一店舗の料理店だけを経営していた自営業者の方に
6000万円くらいの融資がおりた場合もありました。
現時点の審査基準においては、
会社規模が大きく、安定した給与体系の会社の方が、
マイナス点が少なくてすむと思います。