ハッピーハウスの真山(さのやま)です。

金融機関の融資(今回は住宅ローン)は、
個人の支払能力の評価と物件の担保評価を
行った上で総合的に判断されます。

したがって、そもそも住宅ローンの名義変更と
いうことは基本的にできません。
一般的に、名義変更(主債務者が変更)といわれるケースは、
ローンを組みなおしている場合がほとんどです。

今回のケースにおいて、
奥様名義でローンを組みなおすことができないのであれば、
奥様のお父様に買取ってもらう形が良いと思います。
(現在のマンションに離婚後も奥様が住み続ける前提で)。
お父様が買取る際に、現金で都合ができなければ、
お父様でローンを組むことを検討することになります。

「panda-z」さんから見ると、お父様から受領するお金で、
現在の住宅ローンを完済することになります。

販売価格に関しては、相場からよほど離れていない限り
当事者間で決定すれば良いと思いますが、
現在の住宅ローンの残債よりも小さい金額で
売却する形をとった場合には、「panda-z」さんは、
売却金額と残債の差額に関しては、現金で
補填する必要があります。

離婚時の財産分与の関係が出てくるので、
奥様側と協議しならが金額を確定してください。

蛇足ですが、
奥様もマンションに住み続ける必要がなければ、
単純に売却して、お金で財産を分けるのが
一番すっきりした形だと思います。

少しでもお役に立てれば幸いです。