真山 英二
サノヤマ エイジ生活道路として使用されている土地について
住宅・不動産 不動産売買 2009/07/07 16:00曾祖父の時代から所有していた、祖母の土地ですが、戦後の混乱期にキチンとしないまま、生活道路になってしまっていた土地があります。この度、祖母が遺言を書き公証役場に出した時にその土地があることを知ったのですが、238㎡もあり、住所の路線価は\57,000程です。土地の名目も宅地となっていました。
今迄、ずっと固定資産税も支払って来ていますが、ずっと、ほったらかしにしていた土地を売ったり、買ったりすることは可能なのでしょうか?
20年位前に、市か、その道路を使用している住人の方に買って頂こうと測量して少し打診したりしたそうですが、住人の方は聞いていないということでした。
言った言わないの話よりも、今後このような税金ばかりかかる土地をどう処分したら良いか困っています。
宜しくお願い致します。
zxcvさん ( 神奈川県 / 女性 / 42歳 )
いくつかの可能性について
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
ご相談の土地に関して、今後お金がかからないようにする処分方法に関しては、
大きく2つで、土地を売却するか、固定資産税・都市計画税を非課税にしてもらうか
のどちらかだと思います。
ご相談の内容からだけでは現況がわからないので、可能かどうかは分かりませんが
いくつかの可能性としてご理解ください。
まず、土地の現況がどうなっているのかご確認ください。
(道路として使用されているのか、単なる空地等になっているのか)
また、役所でその土地が建築基準法上の道路になっているのかどうか
(法上の道路であれば、その種別)を確認してください。
もし、現況が道路になっていて、建築基準法上の道路として
認められているのであれば、市に現状を説明して、
周辺住民が道路として使用されているので、
固定資産税・都市計画税を非課税にしてもらいたいと交渉してください。
(非課税にしてもらった後に、市への売却の検討も可能です)
仮に、建築基準法上の道路になっておらず、単なる空地状態であるならば、
土地としての売却を検討してみてください。
ただし、その空き地上に第三者の建築物や構築物がある場合には
その撤去等でその所有者との交渉が必要です。その中には、
20年以上使用しているので、時効取得を言ってくる人がいるかもしれません。
上記の交渉等には、
土地のトラブルに詳しい不動産業者の力を借りる方が良いかもしれません。
一度、不動産業者に現況を確認してもらい、
今後の対策を一緒に検討してもらうと良いと思われます。
少しでもお役に立てれば幸いです。