ハッピーハウスの真山(さのやま)です。

借地権(アパート付)は、売買の対象となり、価格はかなり安くなりますが、
いくつか条件をつけて通常の不動産と同じ手続きで売却が可能です。

1)そもそもアパート付き借地権は売れるのでしょうか?

⇒売却は可能です。
　ただし、借地権の相場は、各地域によって大きく異なりますので、
　地元の不動産屋さんに価格は相談してみてください。


2)実際の売買(査定)となると、どこか不動産屋さんに依頼をすればよいのでしょうか?

⇒可能であれば、周辺で借地権取引を行ったことがある
　不動産屋さんに依頼をするのが良いと思います。
　借地権の売買は、地代、更新料、更新の条件等いくつか特別な条件が
　付き、土地所有者との交渉が重要となります。
　借地権に慣れていない業者だと、土地所有者との交渉でこちら側に不利な
　条件をつけられて、結果として、借地権の価格が低くなってしまうことがあります。



3)母親がこの10年、確定申告をしていないことが発覚したのですが、これは売買に影響しますか?

⇒売買には影響しません。


今回のケースにおいて、売却を前提とするのであれば、
大家さんに更新をしない旨を伝えてしまっているのが
実は大きなマイナスポイントです。

借地の残期間が短い場合の借地権売買においては、
更新をすることを前提で、大家さんと話をして
借地権の売買を行わないと、大家さんに足元を
見られてしまうことが多々あります。

既に伝えてしまっているので仕方がありませんが、
ぜひ、借地権に強い業者を探して、
今後をうまく進めてみてください。

少しでもお役に立てれば幸いです。