真山 英二(不動産コンサルタント)- Q&A回答「借入時期が短期間で行われることについて」 - 専門家プロファイル

真山 英二
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サノヤマ エイジ
( 神奈川県 / 不動産コンサルタント )
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まずマンションを買い自宅売却後更にもう1件購入できますか?

マネー 住宅資金・住宅ローン 2011/01/18 17:34

お世話になります。
若干話が込み入っておりますので、順を追って相談させていただきます。

【現状】
1.築15年の1戸建を私名義で所有
2.住宅ローンは残2700万、月返済額13.5万/月
3.2004/4月から返済開始、残返済期間24年
4.金利:30年固定2.98%
5.両親と子世帯同居(私は子にあたります)

【手元資金状況】
500万円
【年収】
1000万円

【やりたいこと】
Step1.両親を住ませるためのマンション購入(3000万程度):借入2700万、抵当設定
Step2.現在の1戸建を売却(4000万~4500万の見込):売却で残債を決済、抵当解除
Step3.子世帯が住むためのマンション購入(5000万程度):売却残金を頭金に借入、抵当設定

上記を番号の順番に実施したいと考えております。
そこで質問です。

1.そもそも、こういったことをしたいときに銀行はお金を貸してくれるのでしょうか?
2.セカンドハウスローンがあるため、おそらくStep1は実行できると思いますが、
 Step1の融資実行からStep3までさほど期間が開かないうちに、もう一つの借入ができるのか不明です。
3.要するに今住んでいる残債がある家を売却して、それを元手に2軒のマンションを買いたいのですが、
 他にもっと賢い方法がありますでしょうか?

宜しくお願いいたします。

補足

2011/01/18 17:34

評価の欄に追加質問してしまったので、御礼をこちらに記載します。
おかげでだいぶもやもやが晴れました。
後は、少しでもセカンドハウスローンの金利負担を減らすため、Step1で購入する物件がフラット35適用物件を選ぶことで
金利を押さえたいと思います。
アドバイスありがとうございました。

hiro0301さん ( 千葉県 / 男性 / 37歳 )

真山 英二 専門家

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不動産コンサルタント

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借入時期が短期間で行われることについて

2011/01/18 18:44
( 5 .0)

ハッピーハウスの真山(さのやま)です。

お聞きしている範囲において、想定のステップで
話を進めることは可能です。

年収1000万円として、都市銀行等で審査を行うと
(審査金利4%、返済比率40%、借入期間35年)
その他の借入がないと仮定して、
最大7520万円程度の借入枠があります。

始めにセカンドハウスローンで2700万円を
現在の住宅ローンに追加して借入ます。

次に、現在の戸建を売却すると、既存の借入が
セカンドハウスローンだけとなり、
約4800万円程度の借入枠ができます。

おそらく、売却によって、1000万円~1500万円程度の
現金ができるので、それを自己資金として
残りを借り入れて、5000万円くらいのマンションは
購入可能です。

セカンドハウスローンとマンション購入のための
住宅ローンの借入時期の期間が短いことを気にされておりますが、
実際にセカンドハウスローンで購入した物件に両親が居住し、
新しく購入したマンションにご自身が居住されるのであれば
問題はありません。金融機関の方も期間が短いことを気にしません。

金融機関としては、親族用のセカンドハウスローンや
自己居住用の住宅ローンで購入した物件を
賃貸に出されて事業用(賃貸用)とされてしまうことを
一番嫌がります。

今回は、そういったことがないのであれば、
特に問題なく話が進んでいくと思います。

また、話の順序としても想定の通りで良いと思います。
ぜひ、頑張ってください。

少しでもお役に立てれば幸いです。

評価・お礼

hiro0301 さん

2011/01/18 20:26

真山様

早々のご回答ありがとうございます。
ついては3点ほど確認させてください。

1.両親用のマンションはやはりセカンドハウスローンになるのでしょうか?
 通常住宅ローンは「本人またはその親族が居住する」なら住宅ローンにはならないのでしょうか?
2.また、現在の居宅を売却した後に購入するマンションには通常の住宅ローンが適用されるのでしょうか?
 (見方によっては「セカンドハウス」と受け取られる可能性があるので・・)
3.こういった借入を実行しようとする場合、全ての借入を同じ金融機関で実行する方がいいのでしょうか?
 その場合、オススメの金融機関(ノンバンクでも可)があれば、推薦いただきたく。

真山 英二

2011/01/18 21:58

ご連絡ありがとうございます。

両親用のマンションに対する借入はやはりセカンドハウスローンとなります。
「その親族」とあるのは、マイホームを購入した後に、
ご主人が単身赴任等で家を出て、残された家族が居住して、
ご主人の帰りを待つ等の状態のことを一般的にさしています。
今回、両親世帯と子世帯で、両親世帯用のマンションであれば、
あくまでもセカンドハウスローンとなります。

売却後に自己居住用として購入するマンションについては、
当然住宅ローンの適用となります。


ただ、実際には、今回のようなケースにおいて
両親用のマンションを自己居住用のマンションとして
現在の住宅ローンを組んでいる金融機関と別の
金融機関で住宅ローンを組んでしまう人がいるのも事実です。
(住民票を一時的に移します)

その後、売却後に、再度マンションを購入する際に
また別の金融機関で住宅ローンとして
自己居住用のマンションを購入する人もいます。

同じ金融機関で2重の住宅ローンを組むことは不可能ですが
別の金融機関で住宅ローンを2つ組んでいる人がいるのも事実です。

おすすめの金融機関については、
勤務先等の情報によって、条件が大きく変わる場合もあります。
例えば、弊社の営業エリアにおいて、
横浜銀行が、地方公務員(警察官など)に対して
有利な条件を出すことがよくあります。

「hiro0301」さんの詳細がわからないので
大変申し訳ないのですが、申し上げられません。

すこしでもお役に立てれば幸いです。

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